好きな人に話しかけても目を合わせてくれなかったり、どこかそっけない態度を取られると「脈なし?」と心配ですよね。
好き避けと嫌い避けにはちょっとした違いがあり、それを理解することで相手の言動がどっちなのか判断しやすいです。
本記事では、好き避けと嫌い避けの簡単な診断リストや見分け方、心理について徹底解説していきます。
好き避けとは?
好き避けとは、好意を持っている相手に対して、照れや不安から距離を置いたり避ける行動を取ること。
例えば、目が合うとすぐにそらしたり、他の人には見せないぎこちなさが特徴です。
男性の場合はクールに振る舞おうとする傾向もあり、感情を隠そうとする照れ臭さから意地悪してしまうこともあります。
嫌い避けとは?
好き避けとは反対に、嫌い避けは相手に対する不快感や興味の欠如から生じます。
無言で会話を終わらせたり、体全体が相手に背を向けるなど、明らかに拒絶を示す行動が含まれるのが一般的です。
「これ以上、この人と関わりたくない」という感情が根底にあるため、基本的に目が合うこともありません。
ごめん避けとは?
ごめん避けは、相手に恋愛的な好意がない場合に、その気持ちを相手に悟らせたり、相手を傷つけたりしないために距離を置いたり避ける行動のこと。
例えば、相手の期待に応えられないことへの罪悪感や申し訳なさから、なるべく接触を減らしたり、気まずい状況を避けようとするのが特徴です。
具体的な行動としては、返信が遅くなったり、予定が合わないと断ることが多く見られます。
ごめん避けをする人は、「相手を傷つけたくない」「波風を立てたくない」という思いからこのような態度を取る場合が多いです。
好き避けとごめん避けの違い
好き避けは相手への好意がある一方、ごめん避けはむしろ好意がない場合に見られる行動です。
そのため、相手の態度が「緊張感」からくるものか「遠慮・自然な距離感」からくるものかを見極めることが、両者を判断するポイントとなります。
好き避けと嫌い避けの共通点と違い
好き避けと嫌い避けの行動には似ている部分もありますが、行動の背景にある心理を読み取ることで見分けがつきます。
例えば、好き避けの人は一瞬目を合わせることがあるのに対し、嫌い避けの人は最初から目を見ようとしない傾向があります。
好き避けする人の心理
好き避けをする人は、相手に対する「好き」という強い感情を抱きながら、その感情を隠そうとして逆に避ける行動を取ってしまいます。
この行動には「好意がバレたら恥ずかしい」「嫌われたらどうしよう」といった不安や、恋愛への自信のなさが関係していることが多いです。
要は「好き」という感情が強すぎて、どう振る舞えばいいか分からず、不器用になってしまう状態と考えるとわかりやすいかもしれません。
好き避けする人に相手を傷つける意図はなく、あくまで自分を守るための防衛反応のひとつです。
嫌い避けする人の心理
嫌い避けをする人は、相手に対して不快感を持っていたり、興味がなかったりします。
相手を避けるのは「面倒ごとを避けたい」「衝突を避けたい」という思いが強く影響していて、表面上は礼儀正しくふるまいながらも内心では距離を置きたいという気持ちの表れです。
このように、嫌い避けは自分のストレスを最小限にするための手段として行われます。
好き避けと嫌い避けを診断する方法
好き避けと嫌い避けは、ときどき判別が難しいと感じることがあります。
以下では、好き避けと嫌い避けを見分けるための簡単な診断チャートを用意しました。
「あの人は好き避け?嫌い避け?」と疑問に感じている相手がいる人は、ぜひ試してみてくださいね。
当てはまる項目が多いほど、相手はあなたを好き避けしている可能性が高いです。
【状況別】好き避けと嫌い避けの見分け方
好き避けと嫌い避けは、ちょっとした会話や頼み事への反応で見分けられます。
会話中の反応
好き避けの人は、話しかけても目を合わせてくれないなど、一見「嫌われてる?」と勘違いしそうな態度を取ることがありますが、実は照れ隠しであることが多いです。
また、会話中に恥ずかしさから口数が少なくなることはあっても、一生懸命話を続けようとしてくれるなど全体的に嫌な感じはありません。
一方、嫌い避けの人は、あなたの質問に必要最低限で答えたり、会話を早く終わらせようとする傾向があります。
頼みごとへの対応
好き避けをする人は、最初は戸惑いを見せつつも、頼みごとに応じてくれることが一般的です。
ときには多忙で引き受けられないこともありますが、断るときも申し訳なさそうな態度が滲み出ています。
逆に、嫌い避けをする人は「忙しい」などの理由を挙げて断る場合が多く、頼みごとが続けばさらに冷たい反応を示すことも多いです。
相手の視線
好き避けは、目が合うとパッと視線をそらしがち。
ですが、目が合うということは相手があなたを見つめていた証拠でもあり、好意があるからこその行動だとも言えます。
嫌い避けの場合、そもそも視界に入れたくないと思われていることが多いため、まず目が合うことはありません。
好き避けへの対処法
好き避けをする人はシャイな傾向があるため、無理に距離を近づけようとするのはNG。
まずは、相手が一緒にいてリラックスできるように、共通の話題を見つけることから始めましょう。
また、小さなお願いをすることも効果的です。
「これ、手伝ってもらえる?」など、簡単な頼みごとを通じて信頼関係を築くことができます。
嫌い避けされた場合の対処法
嫌い避けのサインを感じた場合、無理に関係を修復しようとするよりも、一度距離を置くことが大切です。
特に、職場や学校などで避けられている場合は相手との直接的な接触を減らし、他の人間関係を大切にすることで精神的な負担を軽減できます。
必要な場合は、第三者を介して問題点を話し合うと解決しやすいです。
まとめ
好き避けは、相手のことが好きゆえに避けるような態度を取ってしまいがちです。
対して、嫌い避けは相手のことが嫌いで避ける行為を指します。
好き避けか嫌い避けかは、相手の視線や頼み事をした時の反応などで見分けることが可能です。
相手が好き避けかもしれない場合、急に距離を詰めることはせず、共通の話題などで少しずつ緊張をほぐすようにしましょう。