職場のクラッシャー女の特徴を解説していきます!
また、クラッシャー女に負けないための対策や対処法も同僚・部下別にお伝えしていきますので是非最後までお付き合いください!
職場のクラッシャー女の8つの特徴
職場における「クラッシャー女」は、意図的か無意識かにかかわらず周囲に不安やストレスを与え、職場環境を乱す存在です。同僚や上司との間に不和を生じさせ、職場のチームワークやコミュニケーションを阻害する原因となるクラッシャー女の特徴をしっかりと確認しましょう。
1.傲慢で自己主張が強い
強い自己顕示欲があり、自分が周囲から注目されることを重視します。そのため、自分の意見を無理に通そうとしたり、必要以上に自己アピールをすることが多いです。
また、自分の成功や貢献を誇張し、他者の功績を軽視する傾向があるため、周囲からの信頼を損ないやすいです。
自己主張が強い人は承認欲求が強い人でもあります。自己主張が強すぎる女性の場合は、職場の承認欲求モンスター(女性)への対処法も参考になりますよ。
2.フレンド(友達)+エネミー(敵)
いわゆるフレネミーという存在です。
表面上は協力的に見えても、裏で他人のミスや失敗を悪意なく話題にしたり、陰口を広めたりして、周囲の人間関係を微妙に不安定にします。特に、自分が注目を集めるためには他人を犠牲にすることを厭わず、他人の弱点を利用して自己評価を高めようとする姿勢が見られます。
このため、同僚や上司との間に不和を生じさせ、職場のチームワークやコミュニケーションを阻害する原因となることが多いです。
フレネミーについて更に知りたい人は「フレネミーとは?男女別の特徴と注意点を徹底解説!」をご覧ください。
3.競争心が強い
クラッシャー女は強い競争意識を持ち、他人の成功を素直に喜ぶことが難しく、他人の失敗に対しては優越感を感じやすいです。彼女たちは周囲にプレッシャーをかけてモチベーションを下げ、結果として職場の生産性や雰囲気を悪化させてしまいます。
関わる人にとって精神的な負担となり、職場全体の士気や連携に悪影響を及ぼす存在です。
4.仕事を押し付ける/無責任
クラッシャー女は仕事はしないのに、責任は他人に押し付ける傾向があります。仕事を覚えれば仕事の幅も広がりますが責任も重くなります。そのため、心から仕事を学ぼうという姿勢がなく、いつまでたっても仕事ができないままです。ですが、それも誰かがやってくれるだろうというスタンスなので結果として周りの負担が大きくなります。
自分の労力を最小限にしながらも利益を得ようとするのはフリーライダーとも呼ばれます。職場の生産性を上げたい人は読んでみてくださいね。
5.自己評価が高い
クラッシャー女は仕事はできませんが自己評価は非常に高いです。しかしその自己評価というのは歪んだ評価となっています。
例:
仕事が早いので定時退社⇒誰かに押し付けた結果
上司とうまくやれている⇒女を武器にしている
人が気付けない部分に気づける⇒人の仕事に余計な口を出しているだけ
6.被害者意識が強い
自分は被害者だという意識を持ち、被害妄想が激しい場合があります。
真っ当な注意を受けたら「あの人は私が嫌いだから」
正当な評価を受けなかったら「誰かが悪口を言っているに違いない」
など、他責思考に陥ります。そして、それが更に悪化すると「やりかえそう!」という考えにいたり、周りに相手の悪口を伝えたり、自分は相手に嫌われている・虐められているといった事実無根の噂を流したりして、人間会計を壊します。
とくに被害者意識が強い女性が職場にいる場合は、被害者意識が強い女がいる職場での対処法や悲劇のヒロインぶる女の特徴、も参考にしてみてください。
7.人に厳しく自分に甘い
ミスが発生するとミスをカバーしたり再発防止に務めるよりも先に、誰がミスをしたのかを考えて深堀りします。そしてその誰かを責めることに専念するでしょう。自分がミスをしたという発想がなく、誰かのせいだろうと考えます。
万が一自分がミスをしたとして責められても、最初の言葉は謝罪ではなく言い訳の可能性が高いです。自分が納得できなければ謝罪の言葉すらないでしょう。
8.感情のコントロールができない
気分の浮き沈みが激しく、ご機嫌で雑談に加わるときもあれば、1日中ムスッとしていることも。放置できるタイプの人間であればいいですが、気を使う部下や上司はその態度の変化に心が疲れてしまうでしょう。
また仕事の注意で激しく落ち込んだり泣き出してしまうこともあり、注意した側がパワハラになってしまうかもしれないと悩んでしまうことも。結果クラッシャー女に強く指摘できる人間が減ってしまい余計に悪化するケースもあります。
同僚・部下別の対策と対処法
同僚がクラッシャー女の場合
職場にクラッシャー女が同僚としている場合、対策と対処法を以下のように考えると良いでしょう。
同僚への対策
- 距離を保つ
仕事に必要な最低限の関わりにとどめ、プライベートな話題や感情的なやり取りは避けます。
距離を置くことで、彼女の影響を最小限にすることができます。 - 冷静な対応を心がける
彼女が感情的になったり、攻撃的な言動を取ってきても、冷静に対応することで、トラブルに巻き込まれるリスクを減らせます。 - 業務の透明性を確保する
仕事の進捗や成果を記録に残し、上司や関係者に逐一報告することで、自分の業務をしっかり管理していることをアピールし、不当な批判を受けないようにします。 - 社内の人脈を広げる
他の同僚や上司と良好な関係を築いておくと、彼女の悪口やネガティブな噂に巻き込まれにくくなります。信頼関係があると、万が一の際にも周囲からのサポートが期待できます。 - 客観的な評価を意識する
彼女の批判や自慢に流されず、上司からの評価や仕事の成果に基づいて自分の立場を確保するように心がけましょう。
外的評価をもとに冷静に状況を把握することが大切です。
同僚への対処法
- 建設的なフィードバックを行う
彼女が攻撃的な言動を取った際には、建設的な視点で「具体的な行動改善」を提案し、問題を明確にします。
冷静に対話することで、行動を見直すきっかけを与えます。 - 上司に相談する
問題が深刻な場合は、上司や人事担当に相談し、職場全体に悪影響を及ぼさないようサポートを得るのも有効です。
具体的な事例を提示して相談するのがポイントです。 - 明確な境界線を設定する
プライベートな領域には立ち入らせず、業務に関しても「ここまでは協力できるが、それ以上は別の人に依頼してほしい」と線引きを明確にしましょう。 - スキルアップに集中する
自分のスキル向上に力を入れ、業務で成果を上げることで、彼女からの影響を軽減し、評価や立場を強化することができます。 - 必要に応じて意見を受け流す
あまりに理不尽な発言や否定的な意見は真剣に受け止めず、「意見として聞いておく」程度で受け流すことで、自分の精神的な安定を保ちます。
部下がクラッシャー女の場合
部下にクラッシャー女がいる場合、職場の雰囲気を損なわないように注意しつつ、彼女の行動を管理し、職場全体のパフォーマンスを保つための対策と対処法が必要です。
部下への対策
- 明確な期待と目標を設定する
彼女が達成すべき業務の範囲と目標を明確にし、具体的な行動指針を共有することで、不要な行動や問題行動を抑えます。 - パフォーマンスを定期的に評価する
定期的なフィードバックを行い、彼女の進捗や成果をチェックします。具体的なデータや実績に基づいて評価することで、不満を抱かせにくくします。 - 業務プロセスの透明性を重視する
彼女の業務をチーム全体にわかるように公開し、情報共有を徹底することで、裏での陰口や噂話をしにくい環境を作ります。 - 積極的にチームワークを促す
他の同僚と協力する機会を増やし、彼女が孤立せずに周囲と良好な関係を築けるようにサポートします。
定期的なチームミーティングやワークショップを導入するのも効果的です。 - 相談窓口の活用を奨励する
彼女の問題行動が他のメンバーに悪影響を及ぼす場合、彼女自身や周囲が相談できる窓口を案内し、メンタルヘルスや対人関係のサポートを促します。
部下への対処法
- 行動の具体的なフィードバックを行う
問題行動が見られた際には、感情的にならずに冷静に事実を伝え、どう行動を改善すべきかを具体的にフィードバックします。
建設的な改善提案を添えることが重要です。 - 職場ルールの徹底を指導する
職場でのルールや倫理をしっかり説明し、問題行動が職場全体に与える影響を理解させます。
ルールに違反した場合の具体的な結果も説明しておくとよいでしょう。 - パフォーマンス管理ツールを導入する
彼女の業務内容やスケジュールを管理できるツールを導入し、業務状況を明確化します。これにより、彼女の行動を客観的に把握しやすくし、問題行動を予防します。 - 他のメンバーとの意見交換を促す
チーム内での意見交換の場を設け、彼女が他のメンバーの視点や意見を理解する機会を増やします。自分の行動を見直すきっかけにもなります。 - 改善計画を立てさせる
問題行動が改善されない場合は、彼女自身に具体的な改善計画を立てさせ、進捗を定期的に報告させます。主体的に行動を見直させることで、責任意識を促します。
さいごに
職場に「クラッシャー女」がいる場合、職場環境を守るための対策と対処がとても重要です。
同僚なら、冷静に距離を保ち、上司やチームと連携しながら自分の業務を透明化し、影響を最小限に抑えます。
部下の場合は、明確な目標や行動指針を示し、業務プロセスを管理しながら、建設的なフィードバックとチームワークの機会を増やします。
どちらの場合も、信頼できる環境を維持するため、定期的な評価や改善計画が有効そうですね。