人によって態度を変えるぶりっ子を見ていると、ついイライラしてしまいますよね。
でも、毎回イライラするのも疲れるし、身近なぶりっ子に振り回されない方法があるなら知りたいと思いませんか。
この記事では、なぜぶりっ子に対して苛立ちを感じるのか原因を理解した上で、うまく対処する方法を解説します。
場面別の対処法も紹介しているので、参考にしてください。
ぶりっ子の特徴
ぶりっ子とは、わざとらしい可愛らしさや無邪気さを演出する人を指す言葉です。
特に、異性の前でその傾向が強くなり、語尾を伸ばしたり小声で話したり、頼りない態度を取るなどといった方法で周りの注目を集めようとします。
計算でやっているので、素に戻るとギャップがあることが多いです。
ぶりっ子あるあるな行動やセリフ
「ぶりっ子あるある」でよく挙げられるのは、幼い見た目やキャラクターの小物を持ち歩く、男性の前ではか弱いアピールをする等です。
「わからない」「できない」と言って異性を頼る、アヒル口やボディタッチが多い等の特徴もあり、女性だけのときとは大きく態度が異なる傾向があります。
ぶりっ子が気持ち悪い・ムカつくと感じるのはなぜ?
「ぶりっ子」にムカつく理由には、人が「表と裏の差」に違和感や不信感を抱く心理が関係していると考えられます。
人は多くの場合、自然体や一貫した行動を信頼の基準とするため、「表と裏の違い」が目に見えるとその人に対する信頼が揺らぎます。
この「揺らぎ」が、警戒心やイライラ、不快感といった感情を引き起こす原因のひとつです。
ぶりっ子が可愛く振る舞ったり調子のいいことを言う一方で、裏では相手の悪口を言ったり真逆のことを言っているのを知ってしまうと、「本当の性格は別なのでは?」という疑念が生まれます。
また、ぶりっ子の態度は他人を操ろうとしているようにも見え、「目的のために相手を利用しているのではないか?」という疑念が気持ち悪い・ムカつくという感情として表れるのです。
ぶりっ子の心理
ぶりっ子行動の心理には、承認欲求や自己肯定感の低さが影響していることが多いです。
ここでは、ぶりっ子の振る舞いがなぜ行われるのか理由を解説します。
好感を得たい
ぶりっこな態度は、周囲から「かわいい」「守ってあげたい」と思わせるための手段として利用されることが多いです。
可愛らしい態度を取ることで、特に異性からの関心や保護を引き受けやすくなると感じていることがあります。
自己肯定感をあげたい
周りに可愛く振る舞うことで注目を集め、自分の価値を再確認することが目的な場合もあります。
特に、承認欲求の強さからぶりっ子をする人も多いです。
競争意識
合コンなど、特定の場面でぶりっ子になる人は、周りの女性と差別化したいという願望や、他の女性に対して競争意識を感じている場合があります。
可愛い態度や仕草をすることで異性の目を引き、自分をアピールする手段として使うのが目的です。
防衛本能
ぶりっ子な態度は、他人に優しさや弱さを印象づける手段としても使われます。
か弱いイメージを持ってもらうことで他人からの攻撃や批判から守ってもらう心理的な防御策として利用されることも多いです。
イライラするぶりっ子への対処法
イライラするぶりっ子には物理的な距離を取るのが一番ですが、相手が同じ職場の同僚や友人だとそうもいきませんよね。
ここでは、身近なぶりっ子にイライラするときにできる対処法を紹介します。
職場のぶりっ子な後輩への対処法
職場のぶりっ子な後輩の態度は冷静に受け流し、必要以上に関わらないことが効果的です。
基本的に、ぶりっ子は周囲の関心を引きたくてやっていることが多いため、無反応に徹するようにしましょう。
とはいえ無視してしまうと職場の人間関係に影響が出るので、最低限のコミュニケーションは取りつつ、プライベートでの付き合いは断るのが最適です。
ぶりっ子な友達への対処法
友人として関わる場合は無理に指摘するのではなく、適度な距離感を保ちながら付き合う方法が有効です。
どこかへ遊びに行く時は、大勢の前や人目が多い場所など相手のぶりっ子な行動が気になる場所を避けて二人で過ごせる場所を選ぶと自然体で楽しみやすくなります。
例えば、カフェや静かな場所での会話など、相手がぶりっ子をする必要のないシチュエーションで誘うのも一つの方法です。
ぶりっ子おばさんの喋り方にイライラするときの対処法
ぶりっ子おばさんの喋り方にイライラするときは、「この人の個性なんだ」と思うようにして、できるだけ意識せずに受け流しましょう。
自分の中で一歩引いて観察するようにすると、不思議と不快感を感じにくくなります。
話を聞いているときは、別のことに意識を向けるようにしてイライラを軽減するのも一つの方法です。
たとえば、相手の服装を見ながら「どこで買ったのかな?」などと考えてみると喋り方に意識がいきません。
まとめ
ぶりっ子にイライラするのは、相手の言動に対する違和感や不信感が原因になっていることが多いです。
可能であれば物理的に距離を取るのが一番ですが、難しい場合はコミュニケーションを最低限に抑えたり、他のことに意識を向けて受け流すように努めましょう。