ママ友との関係は子どものためにも大切ですが、全員が気の合う相手とは限りません。
とくに子ども同士は仲がいい場合、「あのママ友と距離を置きたいけど、子ども同士が仲良しだから無理に付き合うべき?」と悩むこともあるでしょう。
本記事では、嫌いなママ友との上手な距離の置き方や、子どもへの影響を最小限に抑える対応策を紹介。
ストレスなく付き合うための実用的な方法を解説していきます!
嫌いなママ友との接し方
嫌いなママ友がいるときは、まずは冷静になって「なぜそのママ友が嫌いなのか」を考えてみることが大切です。
ただ感情的に嫌いと思うだけでは解決策を見つけるのが難しいですが、自分の中で具体的な理由が明確になれば、どのように接するべきかが見えてきます。
よくママ友が嫌いな理由として挙げられるのは、以下のような理由です。
たとえば、会話で自慢が多かったり、噂話や悪口が絶えないママ友には話を深掘りしないで流すことを徹底すると、思った反応が得られないことで自然と距離が離れる可能性があります。
価値観が違うことがストレスな場合、同意できない意見が出たら早めに話題を変えたり、挨拶程度の関わりに留めておくのもひとつの手です。
嫌いなママ友の自然な避け方3選
嫌いなママ友に対しても、子どもの交友関係を大切にしながら大人としての対応を心がけることが重要です。
具体的な避け方は、以下を参考にしてください。
忙しさを理由にする
嫌いなママ友と距離を取るときは、仕事や子どもの習い事などの忙しさを理由にするのがおすすめです。
多忙さを理由にすれば直接的に避けているように思われにくく、相手に不快感を与えません。
何か誘われたときは「最近、子どもの習い事や仕事が忙しくてなかなか時間が取れなくて…またタイミングが合えば連絡するね」とやんわり断るといいでしょう。
一度断った後は、相手からの誘いにすぐ返信せず時間をおくなど、少しずつ連絡の頻度を減らしていくことで、嫌いなママ友と自然消滅を狙えます。
他のママ友とグループ行動をする
嫌いなママ友と一対一で接する機会が多いと、会話が途切れないよう気を使ったり、不快な発言を聞く時間が増えてストレスを感じやすくなります。
そのため、他のママ友を積極的に誘ってグループ行動を増やすのがおすすめです。
例えば、「次の週末、みんなで◯◯公園に行かない?」と声をかけて、複数人で集まる場を作りましょう。
グループでの会話なら話題が広がり、特定のママ友と深く対話する必要が減るので精神的な負担が軽減されます。
また、学校行事やイベントなどでも、他のママ友と一緒に行動することで嫌いなママ友と二人きりになる状況を避けやすいです。
例えば、「この後、一緒に座らない?」と気の合うママ友に声をかけるだけでも、自然な形で距離を取ることが可能です。
この方法であれば嫌いなママ友との関係を完全に断つことにはならないため、ストレスを最小限に抑えつつ、子ども同士の関係も良好に保てます。
LINEやSNSでの関わりを減らす
嫌いなママ友とのLINEやSNSでのやり取りを減らすと、相手の発言や行動に振り回されることが減ります。
例えばFacebookやInstagramで繋がっているなら、投稿を非表示にすると視界に入る回数を減らせて便利です。
また、LINEなどでの連絡を控え、必要最低限のリアクションにとどめると自然な形で距離を取れます。
子ども同士の関係を保つための対応策
ママ友が苦手でも、子ども同士が仲良しである場合は子どもへの影響を最小限に抑える工夫が必要です。
嫌いなママ友と距離を置きながら、子ども同士の関係を保つには以下の方法を試してみてください。
子ども同士の直接交流を増やす
子どもが小さいうちは難しいですが、小学校の中〜高学年なら親を介さずに遊べる環境を整えるのもおすすめ。
子どもだけで近所の公園や遊び場で遊ばせるようにすると、嫌いなママ友との接触を減らせます。
学校や習い事を活用する
嫌いなママ友と距離を取りたいけど子ども同士が仲良しの場合、塾や習い事を活用するのが効果的です。
例えば、同じ塾や習い事に通わせることで、親同士が直接関わらずとも子ども同士が自然と交流を深める機会を作れます。
送り迎えの際は夫にお願いしたり、他の保護者と協力することで嫌いなママ友と顔を合わせる頻度を減らせます。
さらに、子ども同士が学びや共通の目標を通じて絆を深められるため、親の感情に左右されずに良い関係を続けやすくなるのもメリットです。
イベントや行事では適度な距離を保つ
行事の際は、嫌いなママ友に対して必要以上に関わらず、笑顔で適度に挨拶する程度にとどめましょう。
無視するとトラブルの火種になるため避けるべきですが、形式的なやり取りさえしておけば悪い印象を与えにくいです。
嫌いなママ友とのトラブルを防ぐための注意点
嫌いなママ友との関係で距離を置く際には、トラブルを防ぐためにも以下3つに注意しましょう。
周囲に「嫌い」だと伝わってしまうと、子ども同士の交友関係にもマイナスな影響を与えかねません。
なので、あからさまな態度は取らず、嫌いなママ友とは適度な距離感を保つのがベストです。
悪口や愚痴を他のママ友に言わない
嫌いだからといって、ママ友の悪口や愚痴を他のママ友に話すのはやめましょう。
周りで誰が聞いているかわかりませんし、人づてに話した内容が広まる可能性があります。
特に共通の知り合いが多い場合、周囲を巻き込んでしまう可能性もあるため慎重に対応しましょう。
子どもを巻き込まない
あなたがママ友を嫌う感情は、子どもたちに無関係です。
ですから、子どもの前で悪口を言ったり避けるような態度を取るのは絶対やめましょう。
子どもの前で嫌いな感情を表に出すと、子どもが混乱したり、気を使わせたりと悪影響を与える原因になります。
あからさまな態度を取らない
相手を嫌う明確な理由があっても、冷たすぎる態度や無視はやめましょう。
あからさまな態度は相手を不必要に刺激してトラブルを引き起こす原因になります。
大人として、親として、子どもの交友関係を尊重する姿勢を忘れないよう心がけてください。
まとめ
ママ友との関係は複雑で、距離を置きたいと思う相手がいても子どもの関係を考えると無視するわけにはいかない場面もあります。
しかし、ストレスなく適切な距離を保つ方法を実践すれば、無理をせず穏やかな日常を送ることが可能です。
本記事で紹介した方法を試しながら、自分や子どもにとって最適な付き合い方を見つけてくださいね。