2024年最新版!シャドウバンのチェック方法をご紹介。X(旧:Twitter)でシャドウバンが解除されない時の対策も解説しています。
シャドウバンとはなにか、シャドウバンされないための対策を知りたい人もぜひご確認ください。
X(旧:Twitter)のシャドウバンとは?
ここ数日、ポスト(旧: ツイート)をしてるけど、いつもよりリプが少ないし、いいねも付かない……。こんな時に可能性があるのが、いわゆるシャドウバンです。
X(旧:Twitter)のシャドウバンとは、規約違反や、短時間に大量のポスト(旧: ツイート)やフォロー、リポスト(旧: リツイート)を行ったり、BOTによるものと疑われるような不審な操作をした際に、治安維持の為にひっそりと課されるペナルティのことを言います。※「BOT(ボット)」とは、「ロボット(ROBOT)」から生まれた言葉で、あるタスク(仕事)や処理を自動化する為のアプリやプログラムのこと。人がやると時間がかかる単純な作業をコンピュータに自動でさせるシステムのことだと捉えてください。
イーロン・マスク氏が X(旧: Twitter)を買収以後、シャドウバンがあることが公認されましたが、それ以前はシャドウバンの存在自体が否定されていました。現在でも「シャドウバンにします」という警告はなく、全く気づかないうちにシャドウバンになっていた、というケースが多発しています。
また、どのようなアクションを取るとシャドウバンになるかについて、運営からは一切公開されていません。そのため、シャドウバンは原因や解除方法がわかりにくく、アカウントによっては普通にX(旧:Twitter)を使っていただけなのにシャドウバンになってしまったということもあります。
現在の所、該当するアカウントに対して課されます。そのため、複数のアカウントを持つユーザーに対して、一元的に課されることはありません。ただし、シャドウバンの基準は厳しくなる傾向にありますので、現在の基準がこれからも同じとは限りませんので、注意してください。
X(旧:Twitter)のシャドウバンの種類とは?
実は、シャドウバンは4つの種類に分かれていて、それぞれどのようなペナルティが付くかが異なります。
- サーチ・サジェスチョン・バン(Serch Suggestion Ban)
- リプライ・デブースティング(Reply Deboosting)
- サーチ・バン(Seach Ban)
- ゴースト・バン(Ghost Ban)
サーチ・サジェスチョン・バン(Serch Suggestion Ban)
これは最もペナルティの軽いシャドウバンで、X(旧:Twitter)内での検索優先順位を下げられるのが、サーチ・サジェスチョン・バンです。
X(旧:Twitter)もGoogleのように、検索キーワードに対して人気が高く、関連性の高いものが検索上位にくるアルゴリズム(システム)になっています。
サーチ・サジェスチョン・バンを課されているアカウントは、この優先順位が下げられてしまい、他のアカウントの検索にヒットしづらくなります。
検索の優先順位が下がる以外に影響がなく、「センシティブな内容を含むポスト(旧:ツイート)」を表示する設定にしているアカウントからなら、検索も通常どおりとなります。
そのため、シャドウバンの中でもサーチ・サジェスチョン・バンによる影響は軽微です。
しかし、サーチ・サジェスチョン・バンは検索結果だけではなく、「おすすめ」に掲載されなくなる為、フォロワーの増加がガクッと落ちるケースが見受けられます。
シャドウバンのお話とは直接関係ありませんが、なかなかフォロワー数が伸びなかったのに、突然、フォロワーが増えたというケースがあります。
これは、「おすすめ」に掲載されたことによるものですが、「おすすめ」に掲載されるか否かは、X(旧:Twitter)のアルゴリズム(システム)によるものですので、恣意的に行なうことはできません。
対策があるとすれば、ひとえに優良な内容をポスト(旧:ツイート)し続けることに尽きます。
リプライ・デブースティング(Reply Deboosting)
リプライが「さらに返信を表示する」の中に隠された状態になるのが、リプライ・デブースティングです。
自分のリプライが「返信をさらに表示」の中に隠されてしまうので、他のユーザーに見つけてもらうことが難しくなりますし、相手にリプを送ったとしても通知されず、表示もされなくなります。
フォローしている人にはリプライがいつも通り見えますが、フォローしていないユーザーからは上記のような表示になります。
サーチ・バン(Seach Ban)
アカウントとポスト(旧:ツイート)が検索結果に表示されなくなるのが、サーチ・バンです。
サーチ・サジェスチョン・バンを、より厳しくしたシャドウバンで、ハッシュタグをつけてポスト(旧:ツイート)しても、検索した際に表示されません。
このペナルティはフォロワーも例外ではなく、シャドウバンの中では重いペナルティになります。
短時間に大量のポスト(旧:ツイート)をするとスパムと判断され、サーチ・バンになると言われています。
X(旧:Twitter)におけるスパムとは、受け取る側(見る側)が全く希望していないと思われる、短時間に大量に送られてくる不要なポスト(旧:ツイート)のことを指します。
ゴースト・バン(Ghost Ban)
全てのユーザーのタイムラインに自分のポスト(旧:ツイート)やリプライが表示されなくなるのが、ゴースト・バンです。
こちらからは相手が見えるけど、相手からは見えない。
該当するアカウントが、まるでゴーストのような状態になることから、ゴースト・バンと名づけられているようです。
このゴースト・バンは凍結一歩手前の状態と言われており、シャドウバンの中では最もペナルティが重い状態です。
同時に複数のシャドウバンになるケースも
シャドウバンはどれか一つだけ課せられる、あるいは段階的に進んで重いペナルティになっていく、という訳ではなく、同時に複数の種類を課せられるケースもあります。
サーチ・サジェスチョン・バンとリプライ・デブースティングの二つのシャドウバンに同時になっている、ゴースト・バンとサーチ・バンの二つのシャドウバンに同時になっている、というケースも珍しくありません。
X(旧:Twitter)がシャドウバンになっていないかをチェックする方法
X(旧:Twitter)がシャドウバンになっていないかをチェックする方法は3つあります。
- X(旧:Twitter)の検索を使う。
- 無料のシャドウバンのチェックサイトを使う。
- ブラウザの拡張機能を使う。
X(旧:Twitter)の公式機能で行うのが検索を使う方法、外部サイト等を使うのがチェックサイトを利用する方法、そして常時監視したい人はブラウザの拡張機能を利用する方法となります。
以前は、シャドウバン・チェックサイトの信頼性が高く、シャドウバンの種類ごとにチェックができて便利だったのですが、イーロン・マスク氏によるX(旧:Twitter)買収後は、状況が異なってきています。
というのも、イーロン・マスク氏によるX(旧:Twitter)買収後、Twitter APIが有料化されたのです。
その結果、X(旧:Twitter)関連の多くのアプリが使えなくなったのを記憶している方も、多いのではないでしょうか。
シャドウバン・チェックサイトも同じで、現在でも使用はできるのですが、信頼性は低くなったという声が増えてきています。
実際、チェックサイトごとに判定結果が異なるケースもあるので、正確にシャドウバンのチェックを行うなら、X(旧:Twitter)の検索機能も併せて使うのがおすすめです。
1.X(旧:Twitter)の検索を使う。
検索機能を使ってシャドウバンをテストするには、まず、X(旧:Twitter)のアプリを開き、ログインしてください。
そして、X(旧:Twitter)の検索窓に、「from: (シャドウバンのチェックをしたいX(旧:Twitter)ID」と入力し、検索します。
IDが@123456であった場合は、「from: @123456」と入力します。
検索結果に探しているアカウントのポスト(旧:ツイート)やユーザーネームが表示されない場合は、シャドウバンされている状態です。
2.無料のシャドウバンのチェックサイトを使う。
シャドウバン・チェックサイトで調べることもできますが、先述したように信頼性に疑問符が付くので、無料のシャドウバン・チェックサイトの結果は、とりあえずのチェック程度だと考えておきましょう。
しかし、X(旧:Twitter)の検索窓によるチェックでは、どんなペナルティが課されているのかまではわかりません。
その点、シャドウバン・チェックサイトでは、上述の4種類のペナルティの内、何が課されているのかが表示されます。
シャドウバンのチェックサイトはたくさんあるのですが、その中では下記の3つが使いやすいです。
使い方はどれも同じで、ユーザーネームを入力し、チェックを押すと結果が表示されます。
Twitter Shadowban Testを例に、シャドウバン・チェックを行ってみましょう。
- 「username」の欄に、シャドウバンチェックを行いたいユーザー名を、「@」の後ろから入力、「CHECK」をタップします。
- チェックが始まり、少し待つと、結果が表示されます。
- シャドウバンの種類ごとにチェック結果が確認できるので、チェックマークが入っていれば、シャドウバンになっていない、という結果になります。
- シャドウバンになっている場合は、赤字で結果が表示されます。
サイトごとに結果が異なる場合がありますので、3種類すべて使ってみるのがおすすめです。
3.ブラウザの拡張機能を使う。
自分のアカウントで投稿している内容がシャドウバンの危険性がないか、関わるアカウントでシャドウバンされているアカウントがないかを日常的に確認したい人はブラウザの拡張機能を利用することで、シャドウバンのリスクを軽減できます。
X(旧:Twitter)でシャドウバンになる原因は?
X(旧:Twitter)の規約違反や、それに近いアクションを行った際に、シャドウバンになると言われています。
例えば、センシティブなポスト(旧:ツイート)をした時や、短時間にフォローとフォロー解除を過剰に行ったりすると、シャドウバンになる可能性があります。
X(旧:twitter)では、暴力や加害の脅迫、煽動、賛美を行うことや、その願望を表明することが禁止されています。
このような暴力的なポスト(旧:ツイート)をすると、シャドウバンになる可能性が高まります。
もちろん、違反の程度がひどい場合は、シャドウバンではなく、凍結される可能性もあります。
シャドウバンになる原因を一覧にまとめると、下記のようになります。
- X(旧:Twitter)の規約(ルール)を破る。
- 内容が同じ、もしくは似ているポスト(旧:ツイート)やリンクを繰り返し使う。
- 特定のトレンド・トピックやハッシュタグを過剰に繰り返す。
- 短時間に大量のポスト(旧:ツイート)や送信、返信を自動化する。
- リプやフォローなどを自動化する。
- BOTやアプリケーションを使い、特定のキーワードで構成された文章を投稿する。
- 複数アカウントで同じような文章を投稿する。
- フォローとフォロー解除を過剰に行う。
- 予約投稿ばかりで人の手のアクションが無い。
上記のようなアクションを繰り返していると、シャドウバンを受ける可能性が高まります。
また、一度でシャドウバンにならなくても、上記のようなアクションを繰り返していると、シャドウバンになる可能性が高くなります。
しかし、センシティブな画像や動画をセンシティブ設定せずに投稿した場合は、すぐにペナルティを課されるケースも少なくありません。
X(旧:Twitter)のシャドウバンを解除する方法
シャドウバンを解除するには、まず、その原因を取り除く必要があります。
不適切あるいは規約違反ではないかと思われるポスト(旧:ツイート)に心当たりがあれば、全て削除しましょう。
特に、センシティブな内容、政治的な内容などはシャドウバンになりやすいと言われています。
ポスト(旧:ツイート)を削除したい場合は該当のポスト(旧:ツイート)を開き、ポスト(旧:ツイート)の右上にある3点リーダー(3つの点)で表示されているメニューをタップしましょう。
「ポストを削除」をタップ
これで、ポスト(旧:ツイート)の削除ができます。
プロフィールなどに暴力的な内容などがある場合も、シャドウバンの対象になります。
- プロフィールを編集したい場合は、左上のアイコンをタップ。
- プロフィール修正
- 「プロフィール」をタップ。
- プロフィールを編集
こちらの画面から、プロフィールの編集を行いましょう。
URL付きのポスト(旧:ツイート)を過度に行っている場合も、シャドウバンになる可能性がありますので、心当たりがあるものは、全て削除するようにしましょう。
X(Twitter)のシャドウバン解除は、ひたすら待つのが正解
シャドウバンの原因になりそうなものを全て削除したら、あとは何もせずに3日ほど待ちましょう。
原因に心当たりがない場合でも、シャドウバンになっているなら、とりあえず3日ほどは待つようにしましょう。
X(旧:twitter)のシャドウバンを解除する方法やその効果については、ネット上でさまざまに議論されますが、一番解決に近いのは、問題かもしれないポスト(旧:ツイート)を削除したあとは、何もせずに待つこととほぼ意見が一致しています。
シャドウバンの原因を取り除いたら、72時間ほど待つようにしましょう。結局のところ、時間経過でペナルティの解除を待つのが、一番効果が高いです。
待っている間は、ポスト(旧:ツイート)を見るだけなら問題ありませんが、リポスト(旧:リツイート)やフォロー、いいねなどについては、一切しないようにしましょう。
X(Twitter)のシャドウバン解除に効果がありそうな方法
興味や関心のあるジャンルを外すのも、シャドウバンの解除に効果があると言われています。
シャドウバンの解除に興味や関心のあるジャンルを外すのは何の関係もなさそうに感じるかもしれません。
しかし、スパム・アカウントでは、興味や関心のあるジャンルが大量に選択されているケースが多く、興味や関心のあるジャンルを減らす、あるいは何らかの操作を加える、というのは、BOTの疑いを晴らすという点で、効果があると言われています。
興味や関心を編集するには、ブラウザで、Twitter.comを開きます。
アプリからではこの操作は行えないので、ブラウザの検索窓に「Twitter.com」と入力し、ブラウザ版のTwitterから操作を行ってください。
ブラウザ版のTwitterを開いたら、下記の順に開いて行ってください。
設定とサポート > 設定とプライバシー > 設定 > プライバシーと安全 > 表示するコンテンツ > 興味関心
興味関心が開いたら、不要なものからチェックを外してください。保存ボタンなどはとくになく、チェックを外すだけで大丈夫です。
また、プロフィールの編集も、シャドウバンを解除する効果があると言われています。
もちろん、プロフィールの内容に問題がある場合は削除が必要ですが、ユーザー名などの変更を行うと、人間が操作していると判断され、BOT運用ではないアカウントの証明になります。
その結果、シャドウバンの解除につながると言われているので、プロフィールの編集も行ってみる価値があります。
しかし、何度もユーザー名を変更すると逆効果になる可能性がありますし、30日で2回までとも言われていますので、不用意にユーザー名を変更するのはやめましょう。
また、プロフィールの編集をするにしても、1度か2度に留めるようにしましょう。
X(旧:Twitter)のシャドウバンが解除されないなら解除申請が必要?
以前は、シャドウバンがどうしても解除されない場合、解除申請を行うという方法があったのですが、現状はこの方法に問題が発生しています。
2024年2月現在、アプリからだとそもそもヘルプセンターにつながりませんので、ウェブ版Twitterからヘルプセンターにアクセスする必要があります。
ブラウザ版のTwitterを開いたら、下記の順に開いて行ってください。
設定とサポート > 設定とプライバシー > 設定 > ヘルプセンター > アカウントの管理 > ロックまたは制限されたアカウントに関するヘルプ
2024年2月現在、下記の3つのタブがありますので、内容をよく読み、適切な対応を行なってください。
- アカウントを認証する
- アカウントにアクセスする
- よくある質問
X(旧:Twitter)のシャドウバン対策とは
シャドウバンにならないためには、X(旧:Twitter)の規約に違反しないことが最も重要です。
また、短時間に大量のリプライやフォローをするなど機械的操作が疑われるような行為も、控える必要があります。
特に、アカウントを開設した直後は、一気に大量のフォローをした結果、一時的にフォローやいいねができなくなってしまうケースが少なくありません。
シャドウバンは、一度なってしまうと明確な解除方法が無いため、基本的にはペナルティが無くなるまで待つしかありません。そのため、できる限り、シャドウバンはならないようにするのが大切です。
シャドウバンの対策には、できる限り下記の点に注意しましょう。
- 公序良俗に反するプロフィール、ポスト(旧:ツイート)、メディアを投稿しない。
- 特定のトレンド・トピックやハッシュタグを乱用しない。
- 同じまたは似ている内容のポスト(旧:ツイート)を繰り返し投稿しない。
- 短時間に大量のポスト(旧:ツイート)や返信の送信を自動化しない。
- 短時間にフォローとフォロー解除を繰り返さない。
アカウントの信頼性を上げるのも、シャドウバンの対策になりますので、アカウントに電話番号と紐づけていない方は、電話番号の登録を行ってみましょう。
また、有料となりますが、X Proを利用することもX(旧:Twitter)における信頼性を確保することができ、シャドウバンになる可能性を低減させる効果があると言われています。
X(旧:Twitter)は、現代社会における公器とも言えるSNSを運営している訳ですが、同時に営利企業でもありますので、致し方のないことだと思います。
この記事のまとめ
X(旧:Twitter)のシャドウバンとは、規約に違反した場合やBOTアカウントを疑われるような場合に行われるペナルティです。
そして、何らかのシャドウバンを受けているか否かは、X(旧:Twitter)の検索窓に「from:ユーザーID」を入力すれば、判断することができます。
シャドウバンには4つの種類があり、シャドウバン・チェックサイトやブラウザの拡張機能を利用して調べることができます。
シャドウバンになっていることがわかった場合、シャドウバンを解除をするには、その原因と思われるものを取り除き、ペナルティが解除されるまで3日(72時間)ほど待つ必要があります。
現在、シャドウバンをされている可能性がある方やシャドウバンでお困りの方は、当記事の内容を参考にして、確認、解除と今後の対策を試してみてください。
また、下記の動画もわかりやすいと思います。
ただし、2024年2月現在の内容とは異なる部分がありますので、当記事と併せてご覧ください。
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それでは、あなたのX(旧:Twitter)のアカウント運用が成功することを祈っております!