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【52年ぶりの快挙】ブロッコリーが2026年度から「指定野菜」に追加決定!その理由と食卓の未来を詳しく解説!

皆さんは「指定野菜」というものがあることをご存じでしょうか。

指定野菜とは、日本人の食生活にとって重要と国が認めた、消費量が多い野菜や多くなることが見込まれる野菜のことで、野菜の値段を安定させ、国民がいつでも野菜を食べられるように指定しています。 

なお、「野菜生産出荷安定法」という法律に基づき、農林水産省が追加する品目を決めています。

2024年3月現在の指定野菜は、キャベツ、きゅうり、さといも、だいこん、トマト、なす、にんじん、ねぎ、はくさい、ピーマン、レタス、たまねぎ、ジャガイモ、ほうれん草の14品目になっています。

そんな指定野菜の一つとして、ブロッコリーが2026年度から追加されることになりました。最後に追加されたのは、1974年に指定されたジャガイモで、今回、52年ぶりに品目が追加されるとして話題になっています。

その栄養価や食感、レシピの広さ、比較的買いやすい価格などから、私もブロッコリーが大好きなので、是非、皆様にブロッコリーについて知っていただきたいと思い、この記事を書くことにしました。

しかし、なぜいまブロッコリーが指定野菜の仲間入りをすることになったのでしょうか。その理由と知られていないブロッコリーの謎について解説します。

(参考:農林水産省

実は100種類以上あるブロッコリーの品種

スーパーやデパートのブロッコリーには、良く産地が表示されていますが、なかなか品種の表示まで見かけることは無いと思いませんか。

今回、52年ぶりに指定野菜となる期待の大きいブロッコリーですが、実は100種類以上の品種があることをご存じでしょうか。

多品種があることによって、各地で栽培時期をずらし、違う品種を育てることで、ほぼ1年中、おいしいブロッコリーが楽しめると言えます。

例えば、暑い時期は北海道や長野県の標高の高い所で生産されています。ブロッコリーの収穫量トップ3は、北海道、埼玉県、愛知県となっており、作付け面積でいうと、北海道の次に香川県がきています。

余談ですが、香川県はうどんとブロッコリーでできている、と言えるかもしれません😁

ブロッコリーが指定野菜になった理由とは?

ブロッコリーの生産性の増加

第一に、ブロッコリーが指定野菜に格上げされた理由の一つとして、その生産量の増加傾向が挙げられます。特に、日本における高齢化や人口減少などの社会的背景を考慮すると、野菜の出荷量が減少している中でブロッコリーの出荷量が増加していることは重要なポイントです。

この傾向は、ブロッコリーが消費者によって健康的で栄養価の高い野菜として認識され、需要が拡大していることを示唆しています。また、ブロッコリーの生産が技術や栽培方法の改良によって効率化され、生産者にとって魅力的な作物となっている可能性も考えられます。

指定野菜に格上げされることで、ブロッコリーの生産者に対する支援や助成がより強化され、その生産量のさらなる増加が期待されます。また、指定野菜として認識されることで消費者に対してブロッコリーの価値や重要性が強調され、消費拡大が促進されることを狙ったものと思われます。

ブロッコリーの需要の増加

第二に、ブロッコリーが指定野菜に格上げされる理由には、生産量の増加だけでなく、需要の高まりも大きく影響しています。特に健康志向の高まりがブロッコリーの需要を促進しています。

健康意識の高まりにより、人々は栄養価の高い食品を求める傾向にあります。ブロッコリーはそのようなニーズに応える優れた食品であり、食物繊維やビタミン、ミネラルが豊富に含まれています。また、手軽に調理できることや、幅広い料理に利用できることもブロッコリーの人気の理由です。

フィットネスブーム

第三として、ブロッコリーはタンパク質も豊富に含むことから、健康や美容だけでなく、筋力トレーニングなどの運動を行う人々にも支持されています。これは近年のフィットネスブームや健康への意識の高まりによるものであり、ブロッコリーが多様なニーズに応える万能な食材として注目されているからです。

以上のような要因が組み合わさり、ブロッコリーが指定野菜に格上げされる決定に影響を与えたと考えられます。

指定野菜制度はどのような目的で運用されているのか?

指定野菜制度が導入されることで、ブロッコリーが消費者の食卓においてどのような影響をもたらすかを考える上で、まず指定野菜制度の目的を理解することが重要です。

指定野菜制度は、農産物の安定供給を図り、農業生産者の所得の安定を支援することを目的としています。具体的には、指定野菜に対する生産や流通に促進策を講じることで、生産者が安定した収入を確保しやすくなります。これにより、農業生産者の生産意欲が高まり、品質の向上や生産量の安定化が期待されます。

したがって、ブロッコリーが指定野菜になることで、以下のような影響が消費者にもたらされる可能性があります。

  1. 価格の安定:指定野菜としてのブロッコリーは、生産者に対する支援や促進策が行われるため、生産量の安定化や品質の向上が期待されます。これにより、需要と供給がバランスよく調整され、価格の急激な変動が抑制される可能性があります。
  2. 品質の向上:生産者が支援されることで、ブロッコリーの栽培技術や品質管理が向上することが期待されます。これにより、消費者にとってより安定して良質なブロッコリーが提供されるでしょう。
  3. 供給の安定:生産者の所得が安定することで、次期作における生産意欲が高まり、天候や災害などの影響を受けにくい安定した供給が期待されます。これにより、消費者へのブロッコリーの安定供給が確保されることになります。
  4. 多様性の向上:指定野菜として注目されることで、消費者の間でブロッコリーの需要が高まる可能性があります。これにより、消費者の食卓における野菜の多様性が向上し、栄養バランスの良い食事が促進されるでしょう。

以上のように、指定野菜制度が適切に運用されることで、消費者にとっては価格の安定や品質の向上、供給の安定などのメリットがもたらされると考えられます。

指定野菜になることで値上げを含む食卓への影響は?

農作物の生産は天候や自然災害などの要因に左右されやすく、供給量の変動が価格変動につながります。特に台風や異常気象、病害虫の発生などのトラブルがあると、農作物に大きな被害が出る可能性があります。

これにより、生産者の所得が不安定になり、次期作での作付面積が減少する可能性も考えられますので、次期作で作付け面積が減少することも想定されるため、それに伴って供給量が減少し、価格の高騰につながります。その結果として、消費者への安定供給が難しくなります。

しかし、指定野菜制度によって指定産地となった場合、一定以下の価格の下落が生じた場合には生産者に補助金が支払われるという仕組みがあります。この仕組みは、生産者の所得を安定化させるために導入されています。

特にブロッコリーは価格変動が激しい野菜として知られていますが、今回、指定野菜となることで、価格の変動が緩和される可能性があります。これは、補助金が支払われることによって、生産者が価格下落のリスクを軽減できるためです。生産者が安心して栽培に取り組める環境が整うことで、生産量の増加が期待されます。

さらに、生産量の増加によりブロッコリーの供給量が増えることで、価格が低下する可能性があります。しかし、この価格の低下は生産者にとって直接的な損失ではなく、補助金によって一定程度カバーされるため、生産者は安心して生産に取り組むことができます。

以上のように、指定野菜制度によってブロッコリーの価格変動が緩和され、生産者の収入が安定化することで生産量が増加し、価格が低下していく可能性があります。これにより、消費者にとって、より買いやすく、より安定して供給される可能性が高まります。

近年、ブロッコリーの品質が向上!ブロッコリーは、国産が9割で安心!

いまやブロッコリーは、国民的野菜と呼べるほど定着し、1年を通してスーパーやデパート等で新鮮な国産ブロッコリーが手に入れられるようになっています。

しかし、実は20年ほど前まで、その多くがアメリカ産だったのです。

そもそもブロッコリーは、アブラナ科の植物であり、キャベツと同じく地中海が原産地です。日本にブロッコリーが導入されたのは明治時代にさかのぼりますが、当時はあまり食べられていなかったとされています。

日本でブロッコリーが広く普及するきっかけとなったのは、1980年代頃からの緑黄色野菜への注目や健康志向の高まりからで、この点がブロッコリーの消費拡大に寄与したことがわかります。

しかし、1990年代半ばから2000年初頭にかけてアメリカ産の輸入が増えたことで、一時は国内の生産が減少しましたが、その後は日本各地での生産拡大により国産ブロッコリーが再び主流となりました。

国内産業の努力により、ブロッコリーの品質向上や輸送技術の改善が進み、現在では国産ブロッコリーが年間を通じて安定して供給されています。北海道をはじめとする一大産地での生産拡大や、輸送中の品質管理の向上により、国産ブロッコリーが安定した品質で消費者に提供されています。

国産ブロッコリーの供給が安定していることで、消費者は新鮮で安全なブロッコリーを手軽に入手することができ、食卓に定着しています。国産ブロッコリーのシェアが約9割にも達しているというのは、日本のブロッコリー産業が着実に成長し、消費者の信頼を得ていることを示しています。今後も生産者や関係者の努力によって、安定した供給が維持されることが期待されます。

ブロッコリーは高齢化が進む農業の救いの手に?

日本の農業における高齢化や労働力不足の課題は深刻なものとされており、特に重労働を伴う作物の生産においてその影響が顕著に現れています。特に、はくさいなどの重量のある野菜は収穫や作業に多くの労力が必要とされるため、高齢化が進む中で労働力の確保が難しくなっています。

前述の通り、今回、ブロッコリーが指定野菜になることで、生産者や消費者双方にさまざまな恩恵がもたらされる可能性があります。

まず、生産者にとっては、ブロッコリーが比較的軽量な野菜であることから、重労働を伴う作業の負担が軽減されることが期待されます。つまり、重労働を避けるために作付けを中止していた生産者や、他の重労働を伴う作物からブロッコリーへの転換を検討している生産者が増える可能性があります。

一方、消費者にとっては、指定野菜になることでブロッコリーの供給が安定し、品質が保証されることが期待されます。これにより、新鮮で安価なブロッコリーが一年を通じて入手できるようになるでしょう。

ただし、指定野菜になることで生産者には補助金が支給される一方で、供給過多によって価格が下がるリスクもあります。そのため、指定産地以外の生産者は価格の下落による収入減に注意を払う必要があります。

つまり、ブロッコリーが指定野菜になることで、生産者と消費者の双方に恩恵がもたらされる一方で、供給過多による価格下落による生産者の収益減少のリスクも存在することを考慮する必要があるということです。

その為にも指定野菜制度が適切に運用され、生産者と消費者の両者が持続可能な形で利益を享受できるようにすることが重要です。

この記事のまとめ

指定野菜とは、日本人の食生活にとって重要と国が認めた、消費量が多い野菜や多くなることが見込まれる野菜のことで、野菜の値段を安定させ、国民がいつでも野菜を食べられるように指定しています。

指定野菜の一つとして、ブロッコリーが2026年度から追加されることになりました。今回、52年ぶりに品目が追加されるとして話題になっています。

ブロッコリーには、実は100種類以上の多品種があることによって、各地で栽培時期をずらし、違う品種を育てることで、ほぼ1年中、おいしいブロッコリーが楽しめます。

第一に、ブロッコリーが指定野菜に格上げされた理由の一つとして、その生産量の増加傾向が挙げられます。

第二に、生産量の増加だけでなく、需要の高まりも大きく影響しています。特に健康志向の高まりがブロッコリーの需要を促進しています。

第三として、ブロッコリーはタンパク質も豊富に含むことから、健康や美容だけでなく、筋力トレーニングなどの運動を行う人々にも支持されています。

指定野菜制度によってブロッコリーの価格変動が緩和され、生産者の収入が安定化することで生産量が増加し、価格が低下していく可能性があります。これにより、消費者にとって、より買いやすく、より安定して供給される可能性が高まります。

国産ブロッコリーの供給が安定していることで、今や国産ブロッコリーのシェアは約9割にも達しています。

指定野菜制度が適切に運用されることで、安定した供給が維持されることが期待され、生産者と消費者の両者が持続可能な形で利益を享受できるようにすることが重要です。

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