部屋に花を飾ることで心のゆとりを得たいと考える女性が増えています。一人暮らしを楽しむ中で、花のある空間は居心地の良さを提供します。ここでは、花を飾ることで得られるメリットと、具体的な飾り方を解説します。
花を飾る一人暮らしの女性はモテる?
花を飾る人は、モテる傾向にあると言えます。とはいえ、
花を飾る=女性らしい
というわけではありません。花を飾る人は自己管理をしっかりできる人だと考えることができます。
生花の場合、手入れが必要になるので、それなりの手間がかかってきます。枯らしたままにせず美しい状態にできるというのは、自分のことをきちんとできる人ということでしょう。
また、生花を飾るにはそれなりにお金がかかります。経済的な余裕というのもプラスに感じられるでしょう。
生花でなく造花でも、ほっておくとホコリが溜まってしまいますので、こちらもきれいな状態で整えられる人というのは、働きながらでも家の状態をきちんと保てる人として、好印象に働くでしょう。
一人暮らしで花を飾るメリット
一人暮らしで花を飾るメリットはいくつか考えられます。
心が安らぎ、元気になる
花や植物は、その色合いや香りによって心を癒す効果があります。日々のストレス軽減にもつながります。また、美しい色彩による視覚効果で、心を満たしてくれ、生命力を感じる強い存在をみていると、元気になっていきます。ビタミンカラーの花を飾るだけでもお部屋が明るく感じますよ。
おもてなしの準備
友人を招いたときに、花があると話題になり、印象が良くなります。話題としても取り上げることができるので、会話の糸口となるでしょう。
創造性の刺激・感受性の高まり
花を選んだり飾ったりすることで、自己表現や創造性を発揮できます。また、目の届くところに花を置くことで、自然と感受性が高まっていきます。
運気が上がる
生花に限った話になりますが、風水では植物を置くことで運気が上がるといわれています。 自然の中で大地や水、光の恵みによって育った植物は、豊かな生命力を持っていますので、それが運気上昇に繋がります。
飾り方のポイント
花器を選ぶ
まずはシンプルな花器とお気に入りの花器を選ぶことをお勧めします。同じ花でも、どの花瓶に生けるかによって雰囲気が大きく変わりますし、合う合わないも存在します。
シンプルな花器であればお気に入りの花器が合わなかった場合に利用できるので、2つは揃えたいところです。
花器の種類
- ガラス:透明感があり、光を反射してお花をさらに引き立てます。
- 陶器:和風のものが多いように感じますが、形や色によっては意外とインテリアにマッチしてくれます。
- ブリキ:アンティーク調のお部屋にはブリキがピッタリ。ガーデン風にディスプレイすることができます。
- バスケット:北欧スタイルのお部屋にはバスケットが似合います。積んできたお花をそのまま飾っているように演出できます。
お花を選ぶ
飾るお花には実際に多くの選択肢があります。生花、ドライフラワー、プリザーブドフラワー、人工の花などがあります。
生花
最もおすすめなのはやはり生花です。
その時期にあったお花を選んだり、定期的に花を変えることで部屋の雰囲気が変わります。お花の香りの変化で、視覚と嗅覚の両方を楽しむことができます。
花を選ぶ際には、完全に開いているものよりも、これから咲くつぼみの状態の方が長持ちします。しっかりした花屋で購入した花は少し高めですが、その分生命力が強く、長く楽しめるように思います。さらに、花を長持ちさせる一般的な方法として、市販の切り花延命剤を花瓶の水に入れることをおすすめします。
生花を飾る場合は、「花切りばさみ」を用意しましょう。普通のハサミでも切れますが、茎が潰れてしまい、水の吸い上げが悪くなって寿命が短くなってしまいます。園芸のお店でも売っていますが、amazonで1,000円ぐらいで購入できます。
お花屋さんに行って選ぶことも気分転換になりますが、お花屋さんの敷居が高い……と感じる方は、花のサブスクリプションサービスを利用するのも良い選択ですよ。
定期的に好みの季節のお花が自宅に届くので、選ぶ手間が省けて便利ですし、自分だと選ばないようなお花も届くので、部屋に新鮮さを加えてくれます。
おすすめは観葉植物・お花のオンラインストア「AND PLANTS(アンドプランツ)」
そのまま飾れる状態で届くのであれこれ考えなくて済むのがポイント。「生花の取り扱い」の同梱物もあるので、初めてでも安心ですよ。
配送頻度が2週間に1度か4週間に1度のどちらかを選べるので、初心者さんは4週間に1度を選んでもいいですね。解約やスキップもいつでもできるので、今月はお花の面倒を見てあげられない……という場合も大丈夫ですよ。
ドライフラワー
シックなインテリアやアンティーク風のスタイルによく合います。花瓶に生けるのはもちろん、ガーランドにアレンジしたり、マスキングテープで壁に数本重ねて貼り付けるといった装飾方法もおしゃれです。
お手入れが必要がないのが魅力ですが、風水を気にされる方の場合、風水的にはあまり良くないと考えられる場合が多いですよ。
プリザーブドフラワー
見た目が生の花に近く、長持ちするもので、色合いや質感を楽しむことができます。ただし、ほこりや湿気、直射日光には弱いので、ガラスドームなどのケース型の花器の利用がおすすめされます。また、飾る場所も日光のあまり届かない場所にするなど、注意が必要です。
アーティフィシャルフラワー(造花/人工の花)
価格は高くなりますが、生花と見た目がほとんど変わらないものが多くあります。一度購入すれば永続したコストはかからないので、初期投資だけで長く楽しめることができます。
また、水やりなどの手間が不要なのも利点でしょう。
あらかじめブーケやリースの形にアレンジされたものなら、飾り方に悩む必要がなく便利です。特に忙しい方におすすめです。
飾る場所を探す
花を飾る際は、直射日光が当たらない・エアコンの風が直接当たらない場所を選ぶことが基本です。
これらのポイントを考慮に入れながら、以下の選択肢の中からお気に入りの場所にお花を飾ってみてください。
- 玄関
玄関に花を飾ることで、明るく華やかな家の印象になります。帰宅した際に最初に目に入る玄関に花を置くことで、仕事とプライベートの切り替えがしやすくなるでしょう。
また、風水的にも運を呼び込む良い方法だと言われています。玄関は運気の入り口なので、生花の持つ生き生きとしたエネルギーが良い運気を引き寄せてくれるとされています。 - 食卓の上
普段食事をしているテーブルに飾るのはどうでしょうか?お花を眺めながら食事をするのはとても素敵です。毎日視界に入るので、お花の管理にも適しています。 - テレビボード
机の上だと花瓶が倒れてしまうかも、と不安な方は、テレビボードの上に飾るのも良いアイデアです。机の上と違って倒す可能性が少なく、テレビを見るときに視界に入ってきてリラックスできます。 - ベッドサイド
就寝前に花を眺めることで、リラックスした気持ちで眠りにつくことができるでしょう。花の香を感じながら、読書やストレッチをするのも良いかもしれません。朝起きた瞬間から幸せを実感できますよ。 - トイレ
トイレは直射日光が入らないことが多く、お花を飾るのに適しています。また、風水的にも良いとされていて、室内にたまった悪い気を浄化する効果があるようです。 - ドレッサー
ドレッサー周りにお花を飾ることでメイクの時間も楽しく過ごせます。メイクのテイストをお花に合わせてみるのも、楽しいかもしれません。
まとめ
部屋に花を飾ることは、一人暮らしの女性にとって多くのメリットをもたらします。心の安らぎや女性らしさ、友人を招いた時のおもてなしに役立つ花は、生活の質を高めるアイテムです。これから花を飾ることを始めたいと考えている女性には、ぜひ試してほしい方法です。花を使ったインテリアで心豊かな毎日を楽しんでみてはいかがでしょうか。