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サイレントモラハラ夫を放置するとどうなる?考えられる行動と注意点について解説!

モラハラはいわゆる精神的な嫌がらせのことで、家庭内で起こることも多いです。

中でもサイレントモラハラは直接的な言葉や暴力による攻撃ではなく、無視や冷淡な振る舞いなどによって行われます。

本記事では、そんなサイレントモラハラ夫に対する効果的な対処法や放置するとどうなるか、注意すべき点を詳しく解説。

夫の言動がサイレントモラハラなのでは?と悩んでいる方は参考にしてください。

サイレントモラハラとは?

サイレントモラハラとは、言葉や行動で直接的に攻撃をするのではなく、無視や冷淡な態度をとることで相手を精神的に追い詰め、支配しようとする行為です。

例えば、家の中で話しかけても返事がなかったり、わざと無言で立ち去ったりするなど、相手を無視する行動が挙げられます。

このような態度が続くと、受け手は「自分に何か問題があるのか」「もっと努力が必要なのか」と自分を責めてしまいがちになり精神的に参ってしまうことも珍しくありません。

サイレントモラハラは表面には現れにくいため周囲からは気づかれにくいですが、長期的には精神的な影響が大きく、関係全体に悪影響を与える危険があります。

モラハラ夫の無視が始まる理由

モラハラ夫の無視には、大きく分けて「きっかけのある無視」と「きっかけのない無視」の2種類があります。

きっかけのある無視

きっかけのある無視は、妻がモラハラ夫の期待していた言動から外れる行動をしたときに起こります。

普通であれば、「期待とは違ったけど仕方ない」と割り切るところを、モラハラ夫は自分自身を否定されたかのように受け止めて不機嫌になってしまうのです。

例えば、スマホゲームで珍しいアイテムを手に入れた夫が、得意げに自慢してきたとします。

ゲームに興味のない妻が「すごいね!」と一応褒めても、夫の望む反応ではなかったために「お前に言ってもつまらない」とふてくされ、そのまま無視を開始する、といった流れが「きっかけのある無視」の典型例です。

きっかけのない無視

一方で、特に理由もなく突然始まる無視もあります。

妻は何の前触れもなく夫に無視されるため、「何かしたのかな?」と不安に陥り、原因わからないまま罪悪感を植え付けられるのが特徴です。

例えば、夫が仕事から帰宅した際、明らかに機嫌が悪い状態だったとします。

「おかえり」と声をかけても、「何かあったの?」と尋ねても無視され、最終的に「私が何かした?」と聞けば、「そんなこともわからないのか!」と怒られて、そのまま無視が始まるのが「きっかけのない無視」の典型例です。

サイレントモラハラ夫を放置するとどうなる?

サイレントモラハラ夫の言動は、夫婦関係を破綻させる可能性が高いです。

以下では、サイレントモラハラ夫を放置した場合に起きる可能性のあるリスクを具体的に解説します。

妻側のストレスの増加

サイレントモラハラを受け続けることは、妻にとって非常に大きなストレスとなる可能性が高く、自己評価の低下や不安の増加につながります。

日常的に無視されることで「自分は愛されていない」「存在を認められていない」という思いが強まり、思ってることを言えない不健全な依存関係にも陥りやすいです。

夫の態度の悪化

サイレントモラハラ夫を放置すると、夫の態度がさらに悪化するリスクがあります。

サイレントモラハラは相手を無視することで自分の立場を優位に保とうとする行為ですが、これを許容してしまうと「このやり方でコントロールできる」と夫が確信を深める可能性があるのです。

その結果、無視や冷淡な態度がエスカレートし、家庭内の緊張が増してしまうことが多くなります。

サイレントモラハラ夫の無視の期間は?

普通の夫婦も喧嘩してお互いを無視することはあるかもしれませんが、長くても1日程度でしょう。

対して、サイレントモラハラ夫の無視は数週間〜数ヶ月続くことがスタンダードで、長いと年単位で無視する人もいます。

無視が終わるタイミングは突然

サイレントモラハラ夫の無視は、特に仲直りのようなきっかけもなく、ある日突然終わることが多いです。

ずっと、何を聞いても無視していたくせに、ある日突然何もなかったかのように話しかけてきたり、前より優しくなったりします。

家庭内という密室空間で長いこと無視されてきた妻としては、話しかけてもらえたことが嬉しくて理不尽な無視を水に流そうとしますが、この手法はDVと同じなので受け入れてはいけません。

サイレントモラハラ夫への対処法

ここでは、サイレントモラハラ夫への対処法を解説します。

ひとつずつ段階的に対処することで解決に近づける可能性が高いため、できることから取り組んでいきましょう。

自分の感情を冷静に整理する

まず優先すべきなのは、自分自身の気持ちです。

感情が高ぶっているときに対応を考えるのではなく、一度冷静になり、どう対処すべきかを自分の気持ちに照らし合わせながら判断しましょう。

自分がどんな状態を理想としているかを再確認することで、サイレントモラハラに耐える以外の健全な判断ができるようになります。

コミュニケーションを図ってみる

サイレントモラハラ夫に対して、冷静に自分の気持ちを伝えることも有効です。

例えば「最近の無視されているような態度が辛い」と率直に話してみましょう。

このとき大切なのは、非難する口調ではなく、自分の気持ちを落ち着いたトーンで伝えるよう心がけることです。

また、相手の言い分にも耳を傾けることで話し合いが一方的なものにならず、建設的な方向へ進む可能性が高まります。

第三者を交えた対処も検討する

もしもサイレントモラハラ夫との対話が難しい場合や解決が見込めない場合は友人や家族、カウンセラーといった信頼できる第三者に相談することも検討しましょう。

客観的なアドバイスを受けることで自分の感情に整理がつき、より適切な対応方法を見つけられるかもしれません。

また、カウンセリングの場では安全に自分の気持ちを話すことができるため、心の負担を減らせます。

記録を取っておく

サイレントモラハラ夫に無視された場合は、離婚するにしろ、しないにしろ、記録を取っておくことが大切です。

無視された期間などを日記やメモに残しておくことで嫌がらせを受けた証拠になり、将来役立つ日がくるかもしれません。

ポイント

  • 日付を記録する
  • ボールペンなど上書きが難しい方法で記録する

法律事務所で相談する場合も、メモや日記があるだけでスムーズに情報が整理できるため、今は離婚する気がなくても、お守り感覚で記録を始めることをおすすめします。

サイレントモラハラ夫は子どもを無視することは少ない

サイレントモラハラ夫の無視の対象は、妻だけに限られることが一般的です。

むしろ、妻を無視していても子どもには優しく接し、対応への差を見せつけて苦しめることがあります。

自分がつらくても、子どもには危害を加えないし……というのも、サイレントモラハラ夫との離婚を躊躇う理由のひとつになりがちですが、無視は精神的な暴力性があるDVと同じです。

子どもへの教育としても良くありませんので、話し合い等で解決できなければ離婚も視野に入れることも検討しましょう。

サイレントモラハラ夫にしてはいけない行動

サイレントモラハラ夫に無視で反撃しようとしたり、自分に責任があると自己嫌悪するのは良くない行動です。

以下では、なぜそれらが良くないと言われるのか理由を解説します。

無視や反撃

サイレントモラハラ夫に対して無視をしたり反撃すると、同じレベルで応じてしまうことになり、問題がさらに悪化する危険があります。

特にモラハラ行為は相手の感情を刺激しやすいため、無視や反撃が新たな対立の原因となり、関係が泥沼化するかもしれません。

また、モラハラを行う人は自分の行動に対して相手がどのように反応するかを観察し、それを利用してさらにコントロールを強めようとすることがあります。

無視や反撃は一時的にスカッとするかもしれませんが、相手がその行動を「自分が影響を及ぼせている証拠」として認識し、モラハラ行為を続けるきっかけになってしまうこともあるので注意しましょう。

自分を責める

サイレントモラハラを受けることで、「自分が悪いからこうなっているのかもしれない」と自分を責めるのも良くない行動のひとつです。

こうした行為に至る原因は夫側にあるため、自分に過度な責任を感じる必要はないことを忘れずにいてください。

まずは自分自身を大切にし、サポートを得るために行動することが重要です。

過度に気を遣う

サイレントモラハラ夫は、妻を無視することで精神的にダメージを与え、コントロールしたがります。

ですから、無視されたときに自分を責めたり原因を考えたり、謝ってみるのは逆効果で、むしろサイレントモラハラ夫を放置するくらいが適切です。

サイレントモラハラをされている最中は、むしろ自分の時間を楽しむなど、気にしないようにしましょう。

ただし、無視を気にしなくなると別の形でモラハラしてくるケースも珍しくないため、やはり記録を取っておくことが重要です。

サイレントモラハラからフキハラに変わる可能性もあるので、フキハラ夫チェックリストと解説も参考にしてみてくださいね。

まとめ

サイレントモラハラは無視や冷淡な態度によって相手をコントロールしようとする、非常に消耗する行動です。

放置すれば妻自身のメンタルにも悪影響を及ぼし、家庭内の緊張も増してしまうリスクがあります。

反撃をしたくなったり、自分を責めそうになったときは一旦物理的に距離をとって冷静になるのが大切です。

話し合いで解決しそうにないときは、友人や家族、専門家などの第三者を交えて策を考えましょう。


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