福井県立大学恐竜学部は、恐竜研究に特化した全国的にも珍しい学部として注目を集めています。
本記事では、入試科目や倍率、偏差値などの受験情報を詳しく解説するとともに、推薦入試や学費、オープンキャンパス情報や卒業後の就職先についてもご紹介。
ぜひ、進路を決める際の参考にしてくださいね。

福井県立大学恐竜学部とは?
福井県立大学恐竜学部は、日本国内でも恐竜研究を専門的に学べる学部として2025年4月から新たに開設される予定の学部です。
福井県は恐竜化石の発掘地として知られており、その地の利を活かして学生たちは最先端の恐竜研究やフィールドワークに取り組むことができます。
恐竜学部の特徴
福井県立大学恐竜学部の特徴には、以下のような内容が挙げられます。
福井県立大学恐竜学部は、他の大学では学べない実践的な学びと専門性が大きな魅力です。
入試科目
恐竜学部の一般選抜(前期・後期)の入試科目は以下の通りです。
理科は2科目を選択する必要があり、受験科目数は全部で7つです。
偏差値
恐竜学部の偏差値は、だいたい45〜53程度と言われています。
求められる偏差値はそこまで高くないものの、基礎学力に加えて自然科学に興味を持ち、フィールド活動に関心・意欲があることが重視されるようです。
募集定員
恐竜学部は、1学年30名を募集しています。
総定員数は30名と少数精鋭の学部であるため、競争が激しいことが特徴です。
福井県立大学恐竜学部の倍率は?
福井県立大学恐竜学部は、2025年4月に新たに開設される予定なので過去の倍率情報はありません。
ですが、2025年度の総合型選抜においての倍率は、10.5倍を記録しています。
恐竜学部は全国初の学部であり、県外からも多くの応募があったことが高倍率になった理由のひとつでしょう。
福井県立大学恐竜学部の学費情報
福井県立大学恐竜学部の4年間の学費総額は、初年度納入金を含めて約249万円と推定されています。
内訳は以下の通りで、福井県居住者かどうかで入学費が異なる点に注意が必要です。
授業料 | 535,800円(2025年度予定) |
入学金 | ・福井県内居住者:188,000円 ・福井県外居住者:282,000円 |
後援会費(4年間) | 50,000円 |
学友会費(4年間) | 10,000円 |
同窓会費(終身) | 10,000円 |
学生保険(4年間) | 4,660円 |
はっきりと明記はされていませんが、福井県立大学恐竜学部はフィールドワークを重視しているため、別途で交通費や宿泊費などが発生する可能性があります。
福井県立大学恐竜学部に推薦入試はある?
恐竜学部では、学校推薦型選抜が行われます。
学校推薦型選抜での入学者は6名で、以下の条件を満たす人のみ出願可能です。
学校推薦型選抜は福井県内限定であり、県外からの出願はできません。
ただし、本人または保護者が令和6年4月1日以前から引き続き福井県内に住所を有している場合に限り、福井県外の高等学校を卒業見込みの学生も出願可能です。
選抜は小論文、面接、調査書、自己推薦書の成績を総合的に判断されます。
福井県立大学恐竜学部の就職先や進路
福井県立大学恐竜学部では、恐竜だけを研究するのではなく自然観察やデジタル分析のスキルなども身につけられます。
在学中は、以下の資格が取得できる予定です。
卒業後の進路や就職先としては、研究職だけでなく、多くの分野での需要が高いと考えられています。
現時点で想定されている進路や就職先は、以下の通りです。
技術のみでなく、発信力もつくため、営業でも大いに活躍できる可能性が高いとされています。
まとめ
福井県立大学恐竜学部は、恐竜や古生物に興味がある学生にとって理想的な学びの場です。
少人数制ならではの手厚い指導と実践的なカリキュラム、さらに卒業後の多彩な進路が魅力で、さまざまな分野で活躍できます。
入学に必要な条件などを確認し、しっかりと対策をしましょう。