「したたか」は粘り強さや賢さ、計算高さを連想させる言葉で、使い方によっていい意味にも、悪い意味にもなり得ます。
特に、女性に対してしたたかと使う場合はどのような意味合いを持つのか気になる方も多いのではないでしょうか。
この記事では「したたか」の意味や、女性に対して使われる際のニュアンス、そしてそれが誉め言葉なのか悪い意味なのかを解説します。
したたかの意味は?
「したたか」は粘り強さや打たれ強さ・計算高さを意味する言葉です。
したたかを漢字で書くと「強か」となるように、多少の困難があっても粘り強く行動することができる様子を表しています。
また周到に計画し、状況を見極めて動く賢さを意味することもあり、自分の利益を最大限に引き出すための冷静な判断力や戦略を持つ人に対して、一筋縄ではいかない相手という意味で「したたか」と言うことがあります。
女性に対する「したたか」のニュアンス
女性に対して「したたか」と言う場合、何を意味するかでニュアンスが異なります。
例えば、仕事や人間関係においてタフで冷静な判断ができる人を粘り強い・打たれ強いという意味で「したたか」と評す場合はポジティブなニュアンスが強いです。
一方で、「したたか」という言葉には、狡猾で計算高い印象が含まれることもあります。
特に周囲から冷静で抜け目がないと評価された際の「したたか」は、ネガティブな意味合いが含まれることも。
また、周囲の状況を的確に把握して自分を守るための行動を取る人に対して「自分を守るために他人を利用している」と少し辛口な意味が含まれることもあります。
「したたか」は誉め言葉か?悪い意味か?
結論から言うと、したたかという言葉が誉め言葉になるか悪い意味になるかは、文脈や使い方によって異なります。
褒め言葉として使っているつもりでも、言い方や使い方によっては悪い意味に受け取られることもあるので注意しましょう。
狡猾などのネガティブなイメージと結びつけたくない場合は、頑張り屋でしたたかなど、他のポジティブな単語と結びつけて言うとプラスの意味で伝わりやすいです。
「したたか」な女性の特徴
したたかな女性と言われる人には、主に以下のような特徴があります。
したたかは、ときに皮肉的に使われることもありますが、基本的には精神的な強さや冷静さを意味する言葉です。
物事を計画的に進める能力や、何事にも冷静に対処できる人、周りに流されずに自分の意見を持てる女性はしたたかという言葉がピッタリでしょう。
まとめ
「したたか」という言葉が女性に対して使われるときは、粘り強さや賢さを指す誉め言葉としても、計算高さや狡猾さを指す批判的な意味としても捉えられます。
使われる文脈によっても意味合いが変わるため、状況や言い方などからどう受け取るかを判断することが大切です。
また、したたかという言葉を使うときは、自分の意図した意味が相手に正しく伝わるように注意を払いましょう。