忙しかったり、日焼けを気にしたりすると洗濯物を夜干ししたくなりますよね?
しかし!夜干しすると虫卵やゴキブリが付くという噂も…。
今回は夜干しで虫卵やゴキブリを避ける7つの対策と、一晩中干しっぱなしにする際の注意点についてまとめていきます!

夜干しすると虫やゴキブリが寄ってくるというのは本当?
ネットなどで「夜干しすると虫やゴキブリが寄ってくる」という話や記事はよく耳にしますが、本当でしょうか?
この話は一部は正しいといえます。ただし、寄ってくる虫やゴキブリの種類や量は、環境や条件によって大きく異なります。
お住いの地域や季節によっては「ずっと夜干ししていたけど一度も虫付いたことない!」という人もいれば
「普段は夜干ししないのにたまたま一回干したら虫の卵が付いていてトラウマになった」という人も。
夜干しには、紫外線による衣類の劣化を防ぐメリットがありますが、虫が嫌いな人にとってはリスクが大きいです。
夜干しすると虫やゴキブリが出現する理由
気温・夜行性・隠れ場所・習性・匂いといった5つの要因が重なり合い、夜干しされた洗濯物には虫やゴキブリが寄り付きやすくなります。
それぞれの理由を詳しく見ていきましょう。
気温
夜間は気温が下がり、湿度が高くなることが多いです。この湿った環境は、虫やゴキブリにとって非常に居心地の良い条件となります。
湿気を好むこれらの生物は、乾燥した日中よりも、夜間の湿気が増す時間帯に活発に動きます。
特に夏場の夜は、日中よりも気温が低くて虫にとって活動しやすい時間なので注意しましょう。
夜行性
多くの虫は夜行性であり、暗くなると活動が活発になります。さらに、洗濯物の匂いや汗の残り香は、虫にとって興味を引く要素となり、寄ってくる原因となります。ゴキブリも湿気や食べ物の残り香に引き寄せられやすく、洗濯物に付着した汗や皮脂の臭いに反応することがあります。
光に集まる習性
虫は光に引き寄せられる性質があり、カーテンの隙間などから部屋の明かりが漏れることで洗濯物に虫が集まる可能性があります。
白い洗濯物に反射した光に虫やゴキブリが反応することもあり、気づかないまま衣類を取り込んでしまうと部屋の中に侵入する恐れも。
林や川沿いなどの虫が多い場所の近くや、低層階に住んでいる人は特に注意が必要です。
柔軟剤や洗剤の香り
甘い香りの柔軟剤やフローラル系の洗剤は、虫を引き寄せる原因になります。
特にゴキブリや蛾は、花の香りに敏感で、夜干ししている洗濯物のにおいを餌と勘違いすることがあります。
隠れ場所
外の灯りが少ない場合、夜干し中の洗濯物が比較的安全な隠れ場所として認識されることもあります。虫やゴキブリは、夜間の静かな時間にこうした隠れ場所を求めて移動するため、洗濯物に付着するリスクが高まります。
ゴキブリが外干しした洗濯物に卵を産む可能性は低い
ゴキブリの卵はつるんとしているため、洗濯物に産みつける可能性はほぼありません。
万が一、ゴキブリの卵が洗濯物についたとしても、それなりの大きさなので気づかず取り込んでしまうリスクは低いでしょう。
ただし、ゴキブリ以外の虫は洗濯物に卵を産む可能性があるため注意が必要です。
洗濯物の夜干しで虫卵がついたときの対処法
夜干しした洗濯物に虫卵がついたら、以下の対処法を試してください。
再度洗濯する
洗濯物に虫が産卵すると、花粉やほこりのように払うだけでは落ちないことも多く、もう一度洗濯する必要があります。
卵によっては、洗濯前にこそげ落とさなければいけないものもあり、虫嫌いにとってはトラウマになりかねません。
ですから、虫嫌いな方は可能な限り室内干しを心がけることが大切です。
乾燥機にかける
衣類をコインランドリーなどに持って行き、乾燥機にかけると熱で卵を除去できます。
ドライヤーの熱風を当てるのも効果的です。
洗濯物を処分する
虫の卵が完全に除去できない場合や、虫嫌いで卵のついた衣類を着ること自体に嫌悪感がある場合は処分するのも手段のひとつ。
虫の卵がついた衣類をビニール袋等で密閉し、燃えるゴミの日に出して処分しましょう。
サーキュレーターや乾燥機の導入も検討を
生活スタイルなどの関係で、どうしても夜しか洗濯物を干せない方もいると思います。
その場合は、サーキュレーターを使って室内干しをするか、思い切って乾燥機の導入を検討しましょう。
乾燥機は本体代などの初期費用が高めですが、干す場所の確保に困らず、部屋の湿度が上がりすぎることもありません。
また、タイマー機能付きの乾燥機を選べば帰宅に合わせて洗濯・乾燥を行えるなど利便性が高いです。
あまり初期費用をかけたくない場合は、浴室乾燥機能やエアコンのドライモードの活用などを活用するといいでしょう。
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洗濯物の夜干しで虫卵やゴキブリを避ける8つの対策
- 風通しの良い高い場所を選ぶ
虫が寄り付きにくい風通しの良い場所で干す。地面や壁から離れた高い場所に干すことで、ゴキブリや虫の付着を防ぎます。 - 室内干しを検討する
室内で干すことで、虫の侵入を防ぐ。 - 虫よけスプレーを使用する
洗濯物や干し場周辺に虫よけスプレーを使用する。
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虫が集まりやすい明かりの下で干さないようにする。洗濯物が干してあるベランダと隣接した部屋の明かりはできるだけ消す。 - 防虫ネットを使用する
洗濯物を防虫ネットに入れて干すことで、虫の侵入を防ぐ。
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外干しの時間をなるべく短くし、早朝や夜遅くに取り込む。 - ゴキブリの好む環境を避ける
ゴキブリが好む湿気や食べ物の残りかすがないよう、干し場を清潔に保つ。 - 強い匂いのする柔軟剤を使わない
ゴキブリや虫は、柔軟剤の甘い花や果物の香りにつられて寄ってくることがあります。外で洗濯物を干す場合は、柔軟剤の使用を控えるか、無香料のものを使うのがおすすめです。 - 洗濯物の近くにハーブを置く
ゴキブリなどの虫の多くは、ミントやラベンダーといったハーブの匂いを苦手とするものが多いです。洗濯物の近くにハーブの鉢を置いたり、オイルなどを少量タオル等に染み込ませると虫が寄り付きにくくなります。
一晩中干しっぱなしにする時の注意点
一晩中の干しっぱなしは虫以外にも注意することがあります。
- 湿気による乾き不足
夜間は湿気が高いため、洗濯物が十分に乾かないことがあります。翌朝、湿気を確認し、必要なら再度干すか乾燥機を使用しましょう。他にも、洗濯物の間隔を広めにとる、衣類を振って水分を落としてから干すなどの対策も生乾き防止に有効です。
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突然の雨や夜露によって洗濯物が再び濡れる可能性があります。天気予報を確認し、雨の心配がある場合は室内干しを選択するか、軒下など雨がかからない場所に干しましょう。 - 盗難やいたずらのリスク
外に干しっぱなしにすると、盗難やいたずらのリスクが高まります。防犯対策として、洗濯物を見えにくい場所に干すか、貴重な衣類は室内で干すようにしましょう。
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夜間の外気や近隣の環境によって、洗濯物に生乾き臭がしたり、ホコリが付着する可能性があります。風向きや干す場所を考慮し、翌朝の匂いや汚れのチェックを行いましょう。 - 結露や霜のリスク
冬季には結露や霜が降り、洗濯物が凍ることがあります。この場合、繊維にダメージを与える可能性があるため、注意が必要です。
さいごに|ゴキブリの駆除は専門業者に任せよう
いかがでしたか。ゴキブリの侵入経路は多岐に渡り、外干しの洗濯物もその原因のひとつです。
時間がなく、しょうがなく洗濯物をベランダで夜干ししている人もいるかと思いますが、様々なリスクを考えると、部屋干しや乾燥機を検討しても良いかもしれません!
もし、ゴキブリがくっついているのに気づかず家に入れてしまい困った場合は、専門業者に駆除を依頼しましょう。
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