「したたかな女」と「あざとい女」は、どちらも女性に対して使われることがある言葉ですが、ニュアンスや意味には違いがあります。
この記事では「したたかな女」と「あざとい女」の違いや使い分け方、また対処法も紹介しているので参考にしてくださいね。
したたかな女とは?
したたかな女とは、粘り強く、賢く、自己をしっかりと持っている女性を指します。
周りの状況を冷静に判断し、困難な状況にも屈せず、自分の目標や目的に向かって行動するようなタイプです。
したたかな女の性格
したたかな女性は強い意志と忍耐力を持っていて、他人の意見に左右されることがありません。
困難に直面しても、持ち前の打たれ強さで冷静に対応できる芯の強さが特徴です。
あざとい女とは?
あざとい女は、可愛らしさや魅力を計算してアピールし、相手の注意を引くことが得意な女性を指します。
「あざとい」は何かをわざとらしく見せたり、計算しているような態度を表すことが多いです。
あざとい女の性格
あざとい女性は自分の魅力をよく理解しています。
また、自分の魅力を上手に利用して相手に好意を持たせたり、思い通りに動かすのが得意です。
観察眼も鋭く、相手に合わせて言動を変えるのもあざとい女の特徴と言えるでしょう。
したたかな女とあざとい女の違い
したたかな女とあざとい女の明確な違いは、その行動や言動がどこに基づいているかです。
例えば、したたかな女は自分の目標や目的を達成するために状況や人間関係を冷静に分析し、計画的に行動します。
一方、あざとい女の言動の多くは相手に好意を持たせたり注目を集めることが目的です。
あざとい女の行動は見た目や仕草、態度に表れるため、他人からもわかりやすく見られがちになります。
したたかな女やあざとい女の使い方
「したたかな女」は基本的に粘り強い・芯があってしっかりしている・手強いというポジティブな意味合いで使えます。
ただし、使い方によっては「計画達成のために人を利用する」ようなネガティブな意味にもなるため注意が必要です。
褒め言葉として使いたいときは、褒めていることが明確に伝わると誤解を避けられるでしょう。
したたかな女のポジティブな例文
- 「彼女は周りの意見に惑わされない、したたかな女だ」
- 「彼女はしたたかな女だから、どんな困難な状況でも冷静に対処できる。」
したたかな女のネガティブな例文
- 「彼女はしたたかな女で、いつも自分の得になることばかり考えてる」
- 「彼女はしたたかな女で、人を操るのが上手い」
「あざとい女」は主に女性の行動や仕草が計算されているように見えたり、わざとらしさが感じられる場合に使われ、多くの場合ネガティブなニュアンスを含みます。
恋愛の場面など、あざとい女性が異性の気を引こうとする行動に計算高さを感じたときに使われることが多いです。
あざとい女の例文
- 「〇〇ちゃんって、好きな人の前だと声のトーンをわざと変えるから、ちょっとあざとい女だよねって思っちゃう」
- 「〇〇ちゃんのインスタ見た?さりげなくブランドものをアピールしててあざとい女っぽいよね」
ただ、あざといと言う言葉は、ときに可愛いらしい・面白い行動という意味で好意的に使われることもあります。
「あざとい女だなと思うけど、わざとらしくて憎めないよね」など、「あざとい」も「したたか」も使い方によって多少ニュアンスが異なるため、使うときは相手や場面に応じて慎重に言葉を選ぶのがポイントです。
したたかな女やあざとい女への対処法
したたかな女やあざとい女が周りにいると振り回されることが多く、気疲れしてしまいますよね。
以下では、したたかな女やあざとい女がいる場合の具体的な対処法を紹介していくので参考にしてください。
必要以上に関わらない
したたかな女やあざとい女の言動がストレスな場合、無理に付き合う必要はありません。
必要最低限の会話にとどめて、深く関わらないのが一番です。
例えば仕事の話題で「いろいろあってさ〜」など、こちらがさらに質問することを期待するような返答がきた場合は「大変そうだね」とサッと流して次の話題に移るといいでしょう。
話半分で聞く
あざとい女やしたたかな女の話は、話半分で聞くのがおすすめです。
特にあざとい女は自分を良く見せるために相手に合わせて言動をコロコロ変えるため、本気にすると振り回されやすく、疲れてしまいます。
嬉しいことを言われても本気にしすぎないことが大切です。
個人的な頼み事は断る
あざとい女やしたたかな女の頼み事が個人的な場合は、きっぱり断るのも有効です。
個人的な頼み事を断ることで都合よく使える相手ではないと察し、必要以上に関わってこなくなります。
また必要以上に関わるのを避けられるので、業務外のお願いは聞かないようにしましょう。
本心を言わない
したたかな女やあざとい女に毎回本心を話していると、相手のペースに巻き込まれやすいです。
本心がわからなければ利用しようがないので、何でもかんでも本音で答えるのは避けると良いでしょう。
まとめ
したたかな女は芯があり、他人の意見に振り回されることなく目的を達成しようとするのが特徴です。
対して、あざとい女は相手に自分を良く見せようとする傾向があり、相手に合わせて言動を変えることがあります。
したたかな女やあざとい女に振り回されたくない場合は必要以上に関わらず、本心を打ち明けすぎないことが大切です。