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シャッターのない窓の台風対策10選!ベニヤ板やテープの貼り方まで外側・内側の安全対策まとめ

台風が接近する際、シャッターがない窓の対策は非常に重要です。窓ガラスが割れると室内が暴風にさらされ、被害が拡大する可能性があります。

台風の暴風による被害を少しでも防ぐ為、ここでは家の外側・内側の対策をまとめて紹介します。

一軒家はもちろん、マンション等の集合住宅でも役に立つ対策ですので、ぜひお役立てください。

台風の時の窓の対策は何故必要?

2024年8月末の史上最強クラスの台風10号でも、避難所から自宅に帰ると、暴風で室内がぐちゃぐちゃになっている動画がSNSやテレビ報道で、たくさん流れました。

※台風10号:長崎県壱岐空港での最大瞬間風速30.9mを観測

気候変動により、この台風10号クラスの勢力の台風の増加が予想されます。

とくにシャッターの無い窓は、風で飛ばされてきたものが直接ぶつかることによって窓ガラスが割れてしまい、雨風が吹き込むだけでなく、割れたガラスで怪我をしてしまう恐れもあります。

風速7m/sを超えると洗濯物が、風速15m/sもあると、取り付けの悪い看板が、風速25m/sでは屋根瓦が飛ぶような状況になります。

台風の規模によってはしっかりとした対策が必要となるでしょう。

外側の対策

  1. ベニヤ板の取り付け

窓の外側にベニヤ板を釘やビスで固定します。窓より少し大きめのサイズに切り、窓枠にしっかりと固定しましょう。風の影響を受けやすい場合は、二重に重ねるとさらに効果的です。

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  1. 養生テープやガムテープの貼り付け

窓ガラスにテープを貼ることで、ガラスが割れても飛び散りにくくなります。貼り方は、窓ガラスを「X」や「*」の形にテープでカバーします。これにより、割れる際の衝撃を分散させることができます。

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  1. 防風ネットの取り付け

防風ネットを窓の外側に取り付けることで、飛来物がガラスに直接当たるのを防ぎます。

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  1. 突っ張り棒と板の設置

突っ張り棒を窓枠に取り付け、その前に板を立てかける方法です。これにより、窓が割れにくくなるだけでなく、飛来物から守ることもできます。

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  1. 窓枠の補強

窓枠そのものを補強することで、窓全体の強度が増します。例えば、角材を窓枠に取り付けることで、窓が風圧で歪むのを防ぐことができます。

内側の対策

  1. 窓ガラスに防爆フィルムを貼る

防爆フィルムは、窓ガラスに貼ることで割れた際の飛散を防ぎます。フィルムを窓全体に均等に貼り付けることがポイントです。

※防爆とは、可燃性ガスや粉塵によって発生する火災や爆発を防止することをいい、その爆発を防止するための仕様を防爆仕様と呼びます。

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  1. カーテンやブラインドを閉める

窓の内側にカーテンやブラインドを閉めることで、万が一ガラスが割れた際の飛散を防ぎます。また、厚手のカーテンを使用するとさらに効果的です。

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  1. 家具の移動

窓際に置いてある家具を移動させ、ガラスが割れた場合の被害を最小限に抑えます。特に、テレビやパソコンなどの電子機器は風や雨で損傷しやすいので、別の部屋に移動するか、カバーをかけておきましょう。

  1. 避難経路の確保

万一、窓が割れてしまった場合に備え、室内での避難経路を確保しておくことが重要です。特に、窓際に障害物がないように整理しておくと良いでしょう。

  1. 部屋の内圧調整

部屋の内圧を調整するために、一部の窓やドアを少し開けておくと、風圧によるガラスの割れを防ぐことができます。ただし、これは非常に慎重に行う必要があり、開ける窓やドアは風の方向に対して反対側が理想です。

これらの対策を組み合わせて、できるだけ台風の被害を最小限に抑えましょう。


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