プロが見る美味しいスイカの見分け方をご紹介!おしりや音などポイント7つをお伝えします。
2024年は、6月上旬に東京都心では最高気温が30℃以上となり、初の真夏日となりました。2024年の夏も暑くなりそうですね!
そんなニュースに混ざって増えてきたのが、嬉しい各地のスイカ収穫ニュース。
今回は失敗しない!甘くておいしい小玉スイカの見分け方や、大玉との違い、美味しく食べられる切り方などもお伝えしていきます♪
おすすめは断然小玉スイカ!小玉と大玉ってなにが違うの?
皆さんは小玉スイカと大玉スイカの違いをご存じですか?
大きさだけではないんですよ~
おすすめは断然小玉スイカ!まずは大玉との違いや小玉スイカについて知りましょう!
■サイズと重量
・大玉スイカ:非常に大きく、重さは5kgから20kg程度。直径も30cm以上になることが多い。
・小玉スイカ:かなり小さく、重さは1kgから3kg程度。直径は15cmから25cm程度。
■皮の厚さ
・大玉スイカ:皮が厚く、切るのに力が必要。
・小玉スイカ:皮が薄く、果肉が多いため切るのが比較的簡単。
■果肉の色
・大玉スイカ:果肉の色は主に赤だが、黄色やオレンジのものもあり。
・小玉スイカ:果肉の色も主に赤だが、黄色の品種も存在する。
■味と糖度
・大玉スイカ:甘みはあるが、品種や育て方によって甘さにバラつきがある。
・小玉スイカ:一般的に糖度が高く、甘みが強い。
■種の量
・大玉スイカ:種が多く、取り除くのが手間になることも。
・小玉スイカ:種が少ない品種が多く、食べやすい。
■育成期間と生育条件
・大玉スイカ:成長に時間がかかり、広いスペースが必要。通常、収穫までに80日から100日。
・小玉スイカ:成長が比較的早く、狭いスペースでも育てやすい。通常、70日から80日で収穫可能。
■保存と流通
・大玉スイカ:大きくて重いため、保存や運搬が大変。しかし、冷蔵庫に入らない場合もあるが、涼しい場所で保存すれば長持ちする。
・小玉スイカ:サイズが小さいため、冷蔵庫に簡単に入れらる。持ち運びやすく、保存もしやすい。
■価格
・大玉スイカ:1個あたりの価格は高めだが、、量が多いため、1kgあたりの価格は割安。
・小玉スイカ:1個あたりの価格は比較的安いが、1kgあたりの価格は大玉スイカに比べて高め。
甘くて美味しい小玉スイカを見つける7つのポイント
1.形状と見た目
・形が均一で丸いもの:形が均一であるスイカは、甘くて美味しいことが多いです。楕円ではなく、キレイな丸いものを選びましょう。
・外皮の模様がはっきりしているもの:縞模様がはっきりとしているスイカは、糖度が高い傾向があります。
2.重さ
・重いものを選ぶ:同じサイズのスイカであれば、重い方が水分量が多く、甘い可能性が高いです。
3.音(振動)
・叩いてみる:適度な空洞のある巣空きスイカは糖度が高いと言われています。スイカを軽く叩いてみて、支えている手の振動を感じましょう。中に空洞があると、叩いたほうから反対側の手に振動があまり伝わりません。
4.底(おしり)の部分
・黄色い斑点があるもの:スイカの底にある黄色い斑点は、地面に接していた部分です。黄色が濃いものほど、よく熟していることを示しています。
5.つるの状態
・乾燥しているつる:収穫後に乾燥しているつるは、スイカが熟してから収穫されたことを示しています。逆に、緑色のつるは早く収穫された可能性があります。
6.大きさ
・小玉スイカの大きさに注意:小玉スイカは普通のスイカよりも小さいですが、それでも大きさに差があります。大きすぎないものを選ぶと良いでしょう。
7.色のコントラスト
・色が濃いもの:外皮の緑色が濃く、コントラストがはっきりしているものを選びましょう。
スイカの切り方
甘く食べられる、スイカのカットの仕方をご紹介します!
甘く感じる切り方
スイカは細かく切ることで、表面積が増え、口に入れたときの甘みを感じやすくなります。
また、切り方を工夫して、断面積を増やすことも甘みを感じるポイントです!
例えば、スイカを縦半分に切った後、それぞれをさらに縦に切り、最後に食べやすいサイズに切る方法があります。
- スイカを洗う: 表面の汚れを洗い流します。
- 縦に半分に切る: スイカを安定させて縦に半分に切ります。
- さらに縦に切る: 半分に切ったスイカをさらに縦に半分に切り、四分の一にします。
- さらに細かく切る: 四分の一にしたスイカを食べやすいサイズに切ります。ここでは、細かくするために、さらに縦横に切り込みを入れていくと良いでしょう。
甘さを均等にする切り方
スイカの甘さが均等になるように切るためには、スイカの甘い部分とそれほど甘くない部分を均等に分配することがポイントです。
スイカの中心部が最も甘く、外側に行くほど甘さが薄くなるのでこの特性を考慮してカットしてみましょう!
パターン1
- スイカを洗う: スイカの表面の汚れをしっかり洗い流します。
- 縦半分に切る:小玉スイカを安定したまな板の上に置き、縦に半分に切ります。このとき、スイカをしっかりと押さえて滑らないように注意しましょう。
- さらに縦に切る: 半分に切ったスイカをさらに縦に半分に切り、四分の一にします。
- 水平にスライスする: 四分の一にしたスイカを、中心から外側に向かって水平にスライスします。この方法で切ると、各スライスに中心部分と外側部分が均等に含まれるようになります。
- 食べやすいサイズに切る: スライスしたスイカをさらに食べやすいサイズに切ります。スライスをさらに半分に切ったり、三角形に切ったりすることで、均等に甘さが分配された小さなピースができます。
パターン2
- スイカを横に半分に切る: スイカを横に半分に切ります。
- 各半分を水平にスライス: 各半分を水平に約2.5~3センチメートルの厚さでスライスします。
- スライスを縦横に切る: 各スライスを縦横に格子状に切って、立方体の形にします。この方法でも甘さが均等に分配されます。
もっと甘く感じる…のポイント
■冷やす:スイカを冷蔵庫で冷やしてから切ると、より美味しくなります。
■カットしたスイカに少量の塩やレモン/ライムのジュースをかけると、甘さが引き立ちます!
甘くて美味しい小玉スイカは贈答品にもおすすめ!
甘くて美味しい小玉スイカは贈答品として、とってもおすすめです!
甘い小玉スイカは特に選ばれた品種や特定の栽培方法によって育てられていることが多く、高級感があります。そのため、贈答品としての特別感が際立ちます。
また、スイカは”夏の果物”として広く知られているため、夏の贈答品として季節感を演出することができ、受け取る側も季節の贈り物として喜ばれます。さらに、スイカはビタミンCやリコピン、カリウムなどの栄養素が豊富で、健康に良いとされているため、健康を気遣う気持ちを伝えることもできます。
見た目の美しさもスイカの魅力の一つ。スイカの鮮やかな緑色と中身の赤い果肉は視覚的にも美しいのも魅力。
加えて、小玉スイカは大玉と比べてサイズが小さい分、冷蔵庫で保存することができ、他の果物に比べても比較的保存期間が長い果物です。
このように、甘い小玉スイカは多くの点で贈答品に適しており、贈る側も受け取る側もその価値を十分に感じることができるのです!!
-さいごに-
美味しさも栄養もたっぷりの小玉スイカ。
暑い夏のお供に是非!!
では