プルーンは健康に良いとされ、特に鉄分や食物繊維が豊富です。
しかし、酸っぱいプルーンやドライプルーンをどう美味しく食べるか悩んでいる方も多いでしょう。
今回は、酸味を生かしたレシピや、ドライプルーンや生プルーンの皮の処理方法についても解説します。
プルーンの皮はどうすれば良い?
プルーンは皮ごと食べることができます。
生プルーンの場合は皮についているブルーム(果物表面の白い粉)がついていることがあります。気になる場合は、軽く水洗いしてそのまま使用しましょう。
ブルームは天然の保護物質で、プルーンの新鮮さを保つ働きをしています。
皮が苦手で生プルーンの皮を剥きたい場合は、実を半分に切ると取りやすいです。
プルーンはアボカドと同様に、実の真ん中に種があります。
種の周りを一周するように切り込みを入れたら、実を捻るようにすると簡単に半分にできますよ。
酸っぱいプルーンの美味しい食べ方
「せっかくプルーンを買ったのに、なんだか酸っぱい……」ということもありますよね。
酸っぱいプルーンはそのままでも美味しく食べられますが、少し手を加えるとさらに美味しく楽しめます。
以下で酸味を活かした食べ方を5つ紹介するので、試してみてください。
1. 蜂蜜やシロップで和える
酸っぱいプルーンには、少量の蜂蜜やメープルシロップをかけると甘味が加わり食べやすくなります。
また、軽く砂糖をまぶしてしばらく置くことで、自然な甘味と酸味が程よく調和します。朝食のヨーグルトやオートミールと一緒に食べるのもおすすめです。
2. 甘味のあるフルーツと合わせる
プルーンの酸味を活かしながら、甘味のあるフルーツと一緒に食べると酸味が緩和されます。
果物の甘みとプルーンの酸味が絶妙にマッチし、デザートとしても楽しめます。
3. サラダに取り入れる
酸っぱいプルーンをサラダに加えるとドレッシング代わりになります。
リーフレタスやほうれん草、アボカドなどと和えてオリーブオイルとバルサミコ酢をかけて仕上げると、酸味が良いアクセントになるので試してみてください。
4. 煮込んでコンポートにする
酸味の強いプルーンは、砂糖と少量のレモン汁で煮込んでコンポートにすると甘酸っぱくて美味しいデザートに変わります。
パンケーキやアイスクリームのトッピングにも最適です。
5. スムージーに混ぜる
プルーンの酸味が気になる場合は、バナナやヨーグルトと一緒にスムージーにするのもおすすめ。
牛乳や豆乳を加えてブレンダーで滑らかにすると、酸味が和らぎ、まろやかな味わいのスムージーが完成です。
プルーンとは
プルーンは、カスピ海沿岸のコーカサス地方原産の果物で、スモモの一種です。
現在は日本でも栽培されていて、主に長野や北海道が産地となっています。
旬の時期は8月〜9月頃です。
ドライフルーツのイメージが強いプルーンですが、新鮮であれば生のまま食べることもできます。
鉄分や食物繊維、抗酸化物質といった栄養素も多いため、適量を守って摂取すれば健康維持にも一役買ってくれそうです。
プルーンは栄養が豊富で健康効果が期待できる
プルーンには多くの健康に良い栄養素が含まれており、その効果が期待されています。
プルーンに含まれていると言われる代表的な栄養素は以下の通りです。
プルーンは食物繊維が豊富なため、便通を予防や改善し、消化機能をサポートする効果が期待できます。
また、骨の健康に重要な栄養素であるビタミンKもたくさん含むので、骨粗しょう症の予防にも効果的。
鉄分も多く、貧血予防をしたい方にもおすすめな食材です。
プルーンの保存方法
プルーンの保存方法は、生かドライかによっても異なります。
以下で生プルーン・ドライプルーンそれぞれの保存方法を紹介するので参考にしてください。
生プルーンの保存方法
生プルーンは、冷蔵保存または冷凍保存が可能です。
冷蔵保存する場合、生プルーンが乾燥しないように密閉容器やビニール袋に入れて冷蔵庫で保管します。
約1週間程度、新鮮さを保つことができます。
長期間保存したい場合は、種を取り除いてから冷凍保存が可能です。
冷凍すると最大3ヶ月程度保存でき、スムージーや料理に使いやすくなります。
使用する際は、凍ったまま調理可能です。
ドライプルーンの保存方法
ドライプルーンは未開封なら常温保存できます。
常温保存する場合は、直射日光や湿気を避けた涼しい場所で保管しましょう。
開封後は密閉容器やジッパー付きの袋に入れて保存し、なるべく早く消費してください。
特に、高温多湿の時期は冷蔵庫で保存すると安心です。
まとめ
プルーンは皮ごと生のまま食べられます。
食物繊維や鉄分といった栄養素が豊富なので、健康維持にも期待できそうです。
生プルーンは冷蔵庫で最大1週間ほど保存できますが、新鮮なうちに早く食べてしまいましょう。
長期保存したい場合は冷凍保存がおすすめです。