オタク界隈でよく使われる「dd」という言葉を耳にしたことはありますか?
最近応援したいアイドルや作品ができたばかりの人の中には「ddってどういう意味?」「なぜ嫌われるの?」と疑問を持つ人も多いでしょう。
本記事では、オタク用語におけるddの意味や嫌われる理由について詳しく解説していきます。

ddとは何?基本の意味を解説
推し活をしていると「推しかた」を表現する専門用語がたくさんあります。
ddも推し用語のひとつですが、最近推しができたという方にとってはあまり聞き馴染みのない言葉かもしれません。
ここでは、ddという言葉の意味について解説していきます。
ddとは推し用語のひとつ
「dd」とは「誰でも大好き」の略で、複数のアイドルや作品を掛け持ちで応援している人を指します。
好みなら誰でも好きというネガティブな意味合いを含み、ファン目線からもアイドル目線からもあまりいい顔をされないのが特徴です。
箱推しとの違い
「箱推し」は、グループ全体を応援するスタイルのことを指します。
「箱」はグループそのものを表しており、箱推し=グループのメンバー全員に平等な愛を注ぐファンということです。
例えば嵐の箱推しは、嵐のメンバー全員に同じくらいの愛情を持っています。
一方、ジャニーズのddは二宮和也も、永瀬廉も松村北斗も好き!といった具合に、ジャニーズという枠全体で「好きな人が多い」ことが特徴です。
ddが嫌われるのはなぜ?理由を解説
ddが嫌われるのには、いくつかの理由があります。
「ddがうざいと感じる理由」で多かったのは、以下のような意見です。
特に、交流会のような時間に限りがある状況では「ddは他の推しでも楽しめるけど、わたしには彼しかいないのに」といった不満を感じるとの意見も多く見受けられました。
推しへの忠誠心の欠如と受け取られる
特に、同じアイドルグループ内で複数の推しを持つことは、他のファンから推しに対する配慮や忠誠心が足りないと見なされることがあります。
同グループのddは一方の推しと交流してすぐ別の推しと交流することも多く、「その行為を見た推しがどう感じるか」への配慮や敬意が欠けてると感じるファンも多いです。
サポート力の分散
複数の推しを持つことで、時間や財力、体力が分散され、各推しに対するサポートが薄くなる可能性があります。
これにより、他のファンから「本気で応援していない」と受け取られることがあります。
推しとの時間を奪われるから
特定の推しに対して一途なファンから見ると、DDの存在は「自分の推しの時間やリソースを奪っている」と不満の対象になりやすいです。
特に、交流時間が限られている場合、DDが複数の推しと交流することで、他のファンが推しと接する機会が減ると感じられることがあります。
ddとして嫌われないための対策
ddとして嫌われないためには、推しへの愛情をきちんとアピールすることが大切です。
以下では、具体的な対策を紹介します。
推しへの愛を具体的に伝える
複数の推しがいることは決して悪いことではありませんが「みんな好き」と言ってしまうと、相手に軽い印象を与える可能性があります。
推しを語るときは好きなポイントやエピソードを具体的に話すことで、「本当に好きなんだな」と理解してもらいやすいです。
コミュニティの空気を読む
ddが嫌われないためには、その場の雰囲気に合わせて発言することも重要です。
特定のメンバーを応援する人が多い場合、複数の推しを応援していることを尊重しつつ、具体的なメンバーに触れると好印象を与えやすくなります。
ddにはポジティブな意見もある
ひとりだけを推す「単推し」からは特に嫌われがちなddですが、一部のファンからはポジティブな意見もあります。
具体的な内容は以下の通りです。
新しいファンを引き込む架け橋になれる
ddのファンは幅広い推しを応援するため、新規ファンへの影響力が大きいです。
どんな魅力が新規ファンに刺さるかは人それぞれなので、複数の推しの魅力を語れるddは新規ファンを引き込む架け橋になれる可能性が高くなります。
新規ファンが増えれば推しへのサポート力も上がるため、結果的にはプラスになるという意見です。
グループやジャンル全体への深い理解がある
複数の推しがいるddは、それぞれのメンバーやグループの個性をしっかり理解し、応援する柔軟性を持っているという見方もあります。
各推しの魅力を理解して楽しむことができるため、ファンとしての視点が広がり、より多方面で語れるという意見です。
イベントや活動をより多く楽しめる
ddは推しが複数いるため、コンサートやドラマ、舞台、バラエティなど、幅広い活動を追いかけることができます。
推し活は本人が楽しむことも重要なので、応援する機会がたくさんあるのは生活を充実させることに繋がります。
まとめ
ddは、複数のアイドルや作品などを応援する人を指します。
ひとりだけを応援するファンからは嫌われることも多いですが、楽しみ方が多い・新規ファン獲得に貢献できるなどのポジティブな意見も多いです。
コミュニティの空気を読むことはある程度大切ですが、推しが複数いても「応援したい」という気持ちがあれば問題ありません。