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正しくないと逆効果!白湯の効果を最大限に活かす飲み方や作り方、タイミング。NG行為は?

白湯を飲んでいると聞くと、なんだか丁寧な暮らしをしているように感じますよね。

私にはそんな丁寧な暮らしはできないなーと思うかもしれませんが、白湯にはたくさんのメリットがあります!白湯を飲む習慣は意外と簡単に取り入れられるので、ぜひ白湯のことを知って日常に取り入れてみて下さい。

お湯と白湯の違い

白湯とお湯は、「沸騰したかどうか」によって判別されます。

お湯とは

食品添加物公定書によると、30~40℃を微温湯、60~70℃のものを温水、100℃以下のものを熱水と定義されています。必ずしも沸騰させる必要はありません。

水道水中の残留塩素は除去するために5分以上の煮沸が必要なため、お湯の状態では塩素が残っています。

飲用だけでなく、入浴や料理といった様々な用途で利用される温かい水のことを総じてお湯と呼ぶことが多いです。

白湯とは

沸かした水を一旦冷まし、飲むのに適した温度に調整したものを白湯と呼び、基本的には飲用目的の温かいを指します。煮沸させることで水道水中の塩素が取り除かれるため、カルキ臭さを感じずに飲めるので、カルキ臭が苦手な人におすすめです。

温度はだいたい50~60℃が良いとされ、喉や消化器官を温めるのに適した温度です。

白湯の歴史

中国では白湯を飲むことは一般的であり、白湯を飲むことで体内の陰の気を中和させ、病気を治す効果があると考えられています。これは「孟子」に、冬の日には湯を飲むが、夏の日には水を飲む。という記述があることから、紀元前4世紀の後半頃からこの文化はあったと考えられます。

また、紀元前3,000年頃に存在したリグヴェーダと紀元前1,500年頃に存在したアタルヴァヴェーダを起源とするインドの「アーユルヴェーダ」という伝統医学でも、白湯は自然界の「水・火・風」をバランスよく使って作ることから、健康法として用いられてきました。

白湯の雑学

通常、飲料としての白湯は「さゆ」や「しらゆ」と呼ばれます。

他にも「パイタン」や「はくとう」と読めることを知っていますか?

パイタンとは、鶏の骨や豚骨を使い、長い時間をかけて煮込んだ結果、白く濁ったスープのことです。ラーメンのスープに使われたりします。同じパイタンでも火鍋の場合は白いスープ(辛くない白のスープ)という意味合いがあるので、ラーメンなどのパイタンを想像して食べると実は豆乳の白さだったりするので注意してくださいね。

はくとうとは、浴用に使われる水を沸かしただけのお湯のことです。主に薬湯(薬草や薬剤を入れたお風呂)に対する言葉です。

白湯の作り方

やかんや鍋で沸騰させる作り方

やかんまたは鍋に水道水を多めに入れて蓋をします。お湯が湧いてふつふつと泡が出てくるまでしっかりと強火にしておきます。

泡が出てきたら蓋を外し、火を弱めにしたあと10~15分ほど置きましょう。

その後は飲んでちょうどいい温かさ(50~60℃)ぐらいになるまで冷ましてから飲みましょう。

水道水を10分以上沸騰させる理由とは?

水道水を沸騰させる理由は2つあります。

一つはこれまでにご紹介したように、残留塩素を取り除くためです。塩素が残っているといわゆる「カルキ臭」の原因となり、飲みづらさを感じます。

もう一つがトリハロメタンを除去するためです。

トリハロメタンとは水道水を作る工程で生成される物質で、発がん性の恐れがあるとされる物質です。

このトリハロメタンは沸騰させることで除去できるのですが、沸騰直後だと逆に濃度が上がっているという研究もあり、十分にトリハロメタンが除去される10分以上の加熱が必要だとされています。

電子レンジで温める作り方

電子レンジで使用できるカップに約200mlの水を入れて、加熱してください。

600Wの場合は約1分30秒、500Wの場合は2分程度が目安ですが、電子レンジメーカーやコップの熱伝導性の差異により、適切な時間が変わる可能性があります。

時間を掛けてケトルや鍋で水を沸かす余裕のない方にピッタリの方法ですが、塩素やトリハロメタンは除去できないのでミネラルウォーターなどがおすすめです。

ポットで温める作り方

一度沸かしてから指定の温度で保温してくれるポットは、ほしい時にいつでもお湯が飲めるのが嬉しいポイントです。70・80・90・98℃で設定できるものが多いため、頻繁に白湯を飲みたいという人なら、設定温度を70℃にしておき、50~60℃まで下がるまで待ちましょう。

また、カルキ抜き機能がついているポットであれば、水道水を利用してもカルキ臭が残らず飲みやすいでしょう。

ウォーターサーバーを利用する

ウォーターサーバーもポットと同じように温水がいつでも利用できます。基本的には80~90℃、サーバーによっては低めの60~70℃や75~85℃で設定できるものもあります。

ポットも同じように温度設定ができますが、ウォーターサーバーは天然水やRO水といったこだわりの美味しいお水が楽しめます。

また、冷たいお水も一緒に利用できるので、コーヒーを淹れるように熱めに設定したお湯に冷たいお水を混ぜれば簡単に飲みやすい温度に下げることもできますし、別の飲み物をいれる時にもお湯が温かいままで困りません。

毎日白湯を飲むメリット

白湯は体を温めると同時に、糖質や脂質を含まないため、純粋な水分補給として適しています。

ぽっこりお腹の解消

水をしっかりととることで便を柔らかくし、排便をうながします。

便秘でお腹がぽっこりしてしまっている人は、水分補給に適している白湯を飲むことで症状が改善する可能性があります。

血行の促進

冷えている時体は、交感神経によって血管をぎゅっと収縮さえることで、体の熱が逃げるのを防ぎます。このとき体の末端の血流が悪くなるため、手足が冷えてしまいます。

白湯を飲むことで体を温めて心身ともにリラックスさせることで副交感神経が優位となり、血管が広がり血行が促進されます。寝る前に飲むとゆっくり眠れるでしょう。

むくみ・乾燥肌知らずの体に

むくみの原因は体内に不要な水や老廃物が蓄積されていることが原因です。

水のとりすぎでむくむこともありますが、反対に体内の水分が不足すると、老廃物を汗や尿として体外に排出することができないため、これもまたむくみの原因となります。

普段から意識して水を飲んでいないひとでむくみが気になる人は、水分補給として白湯を選んでみてはいかがでしょうか。

また、乾燥肌の人も体内の水分が不足している事が原因の可能性が。シンプルな白湯でしっかりと水分補給をすることで肌を整える効果が期待できます。

ダイエットへの影響

体を温めることで、消化器系の健康を促進し基礎代謝率を高める助けになり得ます。それによって、体をすっきりさせる基礎を作るのに一定の効果が期待できるでしょう。またむくみにより太く見えてしまっている人も、むくみが解消されるためスッキリとスリムに見える可能性があります。

白湯の正しい飲み方

実際に白湯を飲む場合、どのように接種するのが適切なのでしょうか。いちばん大切なタイミングは朝起きた時と夜寝る前の2回で、白湯の量はあわせてコップ2杯分(計400ml)です。

まず朝起きた時に、200ml(コップ1杯分)の白湯を少しずつ飲みましょう。

体温が上昇し、身も心もリラックスします。寝ている間に失った水分を補給する意味でも、朝の白湯は大切です。

慌ただしい時間ですが、いつもより10分早く起きて白湯を飲む時間を確保してみてください。

また、眠る30分以上前に、コップ1杯分の白湯を飲むのもおすすめです。

血行が良くなりリラックスすることで副交感神経が優位になり、寝付きが良くなるでしょう。

厚生労働省:健康のため水を飲もう講座

飲みすぎ厳禁!タイミングにも注意!

厚生労働省の推奨する1日の水分摂取量は健康な成人で2.5リットルです。この2.5リットルは普通に生活をしていて一日で失われる水の量です。

食事から得られる水分などもあるので、純粋に飲料として接種するべき量は1.2リットル程度となります。

この量を超えて過剰に摂取すると不要な水が体内にたまりむくみの原因になったり、最悪低ナトリウム血症を引き起こすことも。めまいや頭痛、多尿・頻尿が続く場合は接種する水の量を控えましょう。

また、寝る前の水分補給は大事ですが、飲み過ぎは夜間の尿意につながり、睡眠不足や睡眠の質を損ねる可能性があります。30分前にコップ1杯が適量となります。

白湯のおすすめアレンジ方法

味がついていないお湯を飲むことに抵抗がある人は少なくありません。そんなときは少しアレンジしながら徐々に白湯に慣らしてみてはいかがでしょうか。

  • しょうが:しょうがを薄くスライスしたものや、チューブのすりおろししょうがを適量加えることでさっぱりとしたしょうがの味わいを楽しめます。
  • はちみつ:ティースプーン1杯ほどのはちみつを入れることで優しい甘さが感じられ飲みやすくなります。
  • レモン:レモンを絞るかもしくは市販のレモン果汁を数滴垂らすことで、レモンの爽やかな香りが漂います。
  • オリーブオイル:数滴垂らすことで、温かいお湯の蒸気にのってオリーブオイルの香りが引き立ちます。
  • ミント:ミントの葉を加えることで、心地よい香りが漂います。爽やかな自然の香りで癒やされます。
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