卒業を祝う会(謝恩会)は、小学校生活の集大成ともいえる大切なイベント。
しかし、いざ開くとなると「どんな出し物をすれば子どもたちも保護者も楽しめるのか」と悩む方も多いのではないでしょうか?
この記事では、小学校の卒業を祝う会で盛り上がるアイディアや、出し物を選ぶときのポイントを解説します。

小学校の卒業を祝う会で出し物を選ぶポイント
小学校の卒業を祝う会の出し物は、以下3つのポイントに注意して選ぶことが大切です。
特に、準備時間は限られていることも多いので、ある程度は個人でも練習できるものにすると負担をかけずに満足度も高められます。
子どもも保護者も楽しめる内容を考える
子どもも謝恩会に参加する場合、子ども目線でも楽しめる出し物にすることが大切です。
謝恩会は保護者が先生への感謝を伝える場であると同時に、子どもの成長を祝う場でもあります。
子どもにとって理解や参加が難しい内容になっていないかを確認し、会場にいる人みんなが楽しめる工夫をこらしましょう。
準備のしやすさを重視する
出し物は、材料や準備時間があまりかからないものを選ぶのがポイントです。
保護者の中には頻繁に集まるのが難しい人もいるため、練習や作業のしやすさや覚えやすさを重視しましょう。
特定の人だけを中心に動くのではなく、参加者全員が関わりやすい形式を考えることも重要です。
安全性と年齢に合った内容
子どもも謝恩会に参加する場合は、子どもが置いてけぼりにならない内容を心がけましょう。
また、保護者に加えて子どもも参加すると人数が増えるので、怪我やトラブルに注意することも重要です。
卒業を祝う会で盛り上がるアイディア4選
ここでは、卒業を祝う会で盛り上がるアイディアを4つ紹介します。
それぞれの予算や準備にかけられる時間などを基準に、アレンジなどを加えてみてくださいね。
クイズ大会
学校でのエピソードや先生に関するクイズを出題するのも、盛り上がる出し物アイディアのひとつ。
クイズさえ作ってしまえば練習時間もさほど必要なく、思い出を振り返りながら笑いや懐かしさを共有できます。
ちょっとした景品を用意すると、さらにクイズ大会が盛り上がりますよ。
思い出スライドショー
学校行事での写真や動画を使ったスライドショーも、謝恩会で人気の出し物です。
保護者から在学中の写真や動画を集め、編集ソフトで作成します。
作業の負担を減らしたい場合は、写真屋さんなどに依頼するのも手段のひとつ。
BGMに思い出深い曲を使用したり、コメントを入れると笑いや感動を誘いやすくなります。
合唱
謝恩会の出し物には、定番の卒業ソングや人気曲の合唱もおすすめ。
練習時間がそれなりに必要ではありますが、みんなが一丸となって歌う姿は成長を感じられます。
事前に歌詞カードを配布するなど、個人で練習できる工夫をしておくことがポイントです。
ちょっとした振り付けなどを取り入れてみると、さらに完成度が高くなりますよ。
劇やダンス
卒業を祝う会(謝恩会)の出し物として定番の劇やダンスに一捻り加えて、先生のお面をつけるのも盛り上がります。
お面は写真を撮らせてもらって拡大コピーするだけの簡易的なものでいいため、準備が楽なのもメリットです。
口癖のある先生がいるなら、再現をするとさらに盛り上がること間違いなし。
思い出の再現なども懐かしさでいっぱいになります。
謝恩会を特別にするアイディア
卒業を祝う会をさらに特別なものにしたいなら、ちょっとしたものを追加するのもおすすめです。
準備が負担になりすぎないプラスアルファのアイデアには、以下のようなものが挙げられます。
感謝の気持ちを伝える手紙
出し物とは別に、保護者や子どもから先生へのメッセージカードを用意するのも一般的です。
コストもほぼかからないため負担になりづらく、思春期の子どもたちも手紙なら素直に気持ちを表現できることが多いので先生にも喜ばれます。
写真撮影スポットの設置
謝恩会では、思い出を形に残せるフォトブースを用意するのもおすすめです。
見た目もおしゃれで盛り上がりますし、特別感もアップします。
会場全体をデコレーションするのは大変ですが、撮影スポットだけならあまり手間にならないのもメリットのひとつ。
卒業テーマに合わせたデコレーションを準備しておくのもいいでしょう。
まとめ
卒業を祝う会での出し物は、子どもたちの成長を祝う重要な場面でもあり、先生への感謝の気持ちを伝える機会でもあります。
出し物は準備が負担にならないように配慮しながら、思い出や子どもの成長を感じさせられる内容にすると盛り上がりやすいです。
また、先生に対して保護者や子どもたちから感謝の手紙を用意するのも喜ばれますよ。