マタ垢には、いくつか暗黙のルールがあることをご存じですか?
また、一部の絵文字などにもマタ垢独自の意味があり、知らずにいると意味がわからず混乱してしまうことも。
この記事では、マタ垢独自のルールや気をつけたいNG行動について解説します。

マタ垢とは?基本の定義と特徴
マタニティアカウント(通称「マタ垢」)は、妊娠中や育児中のユーザーが、SNSを通じて情報交換や交流を目的に運営するアカウントです。
妊娠中は様々な体の変化が起きますし、特にはじめての妊娠では「これって大丈夫?」と不安になることも多々あります。
マタ垢では、そういった不安を共有して解決策を探ったり、励ましあったりする目的で作られることが多いです。
マタ垢独特のルールや文化
妊娠時期は身体だけでなく、ホルモンバランスの関係で精神的にも不安定になるのが一般的です。
ですから、お互いに配慮をするという意味でマタ垢独自のルールや文化が暗黙の了解として存在しています。
ここでマタ垢独自のルールや文化を知り、お互いに気持ちのいいやり取りができるように準備しましょう。
食べ物を載せない
マタニティ中は食べ物に制限があったり、つわりで食べれない人も珍しくありません。
食べ物をみるだけで具合が悪くなってしまう人もいることから、マタ垢では食べ物を載せないという暗黙のルールがあります。
つわりは多くの妊婦さんが経験することですので、「他のルールはそこまで厳密に守ってなかったけど、食べ物を載せないのだけは気をつけた」という人も多いです。
特定の意味をもつ絵文字がある
マタ垢では「🥧」や「🐚」など、特定の絵文字が暗黙の了解で使われることがあります。
そのままツイートすると変な人に目をつけられる可能性があるため、検索避けとして絵文字を代用するようです。
アカウント名に性別や週数などを入れる
暗黙の了解とまではいきませんが、マタ垢の多くはハンドルネームに週数や子どもの性別を入れる人が多いです。
例えば、お腹の子が女の子で妊娠30週目なら「はる🎀30w」など。
敬語が不要な場合は「タメ語OK」(またはニコちゃんマーク)と記載するなどの特徴もあります。
エコー写真の掲載はNG
マタ垢では、病院でのエコー写真は載せないのも暗黙のルールのひとつ。
これは、悪意のあるユーザーにエコー写真を悪用されるのを防ぐ目的があります。
全く知らない人の妊娠報告に自分のエコー写真が使われていたら気分が悪いですし、自分の身を守るという意味でも避けた方が賢明です。
マタ垢で気をつけたいNG行動4選
マタ垢では、以下のような行動に注意が必要です。
悪意がなくても、NG行動が原因でトラブルになることも多いので気をつけましょう。
プライバシー侵害に注意
エコー写真や赤ちゃんの顔写真を公開するのは慎重に行いましょう。
公開する場合は身元が特定されないよう、病院名や個人情報が写らないよう配慮することが大切です。
また、他のマタ垢の投稿の無断転載はトラブルの原因になるため避けてください。
マウンティング投稿を避ける
「○週目でこんなに順調!」など、他人と比較する表現は控えましょう。
妊娠や育児の進捗には個人差があり、不安になるお母さんも多いです。
共感を大切にするとフォロワー間でのトラブルを避けやすくなります。
フォロワー増加目的の過剰なDM送信
無差別なフォローやDM送信は相手に不快感を与える可能性があります。
特に、返信がない場合に追撃メッセージを送るのはNGです。
絵文字や暗黙の了解を無視する行動
マタ垢でよく使われる絵文字や隠語の意味を理解して使いましょう。
意味をよく理解していないまま使うと、意図せず他人を混乱させることがあります。
また暗黙の了解を無視する行動を取ると炎上したり、トラブルになる可能性があるので注意が必要です。
まとめ
マタ垢は、妊娠や育児中の不安を軽減して繋がりを作ってくれる一方、ルールやマナーを守らなければトラブルの原因となることもあります。
お互いに「思いやり」と「配慮」を大切にし、楽しく安心してマタ垢を活用しましょう。